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May 21, 2013

「住まいのドア」に見る考え方の違い

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今日は「住まいのドア」にまつわるお話です。

住まいというのは、食事と並んで、国民性が出るような気がします。特にヨーロッパの場合、日本と異なり、伝統的な「仕様」というのを大切にする傾向があるので、日本人は戸惑うことがありますね。

Feriがアパートに住むようになって最初に感じたことは、「玄関ドアに“遊び”がない」ということでした。つまり、閉めてしまうと全く扉が動かなくなってしまうのですよ。完全密着‥という感じですね。

日本の場合、地震が多いという事情があるため、自信などで枠が歪んでもドアを開けることができるように、若干、遊びを設けていることが多いようです。その点、「地震? 何ですか?」という国ですから、遊びという概念がないのかもしれません。

当たり前ですが、セキュリティの問題があるので、玄関ドアにはドアミラーが付いているだけで、窓などは一切ありません。また、室内側に開くようになっています。

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その後、ドアをよく観察して見ると、枠の周囲に段差がついており、その中にドアの一部がはまる構造になっていました。いわゆるプラグドア構造になっているのです。

また、ドアの枠にはまる部分にはパッキングが付いており、閉めると密閉度が高い構造になっています。さすがに室内の方は、ドアの下は若干隙間があるものの、非常に密着度が高い点に驚かされました。

パッキングがあるため、ドアを閉めたときの音も静かなような気がします。なお、4枚目の写真はリビングから廊下につながるドアですが、こちらには磨りガラスが入っています。

ところで、Feriのアパートは玄関のドアがホテルのようなオートロックになっています。そのため、万が一、鍵を持たずに外に出て、ドアを閉めてしまうと万事休す。たとえば、ゴミ出しのため、部屋から出るときでも、鍵の携帯は必須です。

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実際、日本から、こちらに来て、お住まいになっている方の多くは、「鍵の閉じ込め」をご経験なさっているという話を耳にしました。こちらでは、治安が日本の良いわけではないので、鍵を住まいの外の「某所」に隠しておくという発想は全くありません。

という訳で、締め出されてしまった場合は、鍵の業者さんに連絡して、工賃を払って開けてもらうということになります。鍵の閉じ込め事故が多いのか、鍵屋さんは24時間営業のところが多いですね。ですから、こちらの方が鍵をネックストラップに付けているのは、そういった事情があるのですよ。

幸いFeriは、今のところ鍵の閉じ込め事故は起こしていませんが、鍵が開かなくなったという経験をしました。正規の鍵を鍵穴に入れても完全に回らず、施錠が外れないのです。これは想定外‥ 最悪の場合、家主さんに連絡して来てもらわないと部屋に入ることはできません。

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30分以上、悪戦苦闘した結果、ちょっとした拍子で鍵がガチャと開いたときには、ホッとしたのは言うまでもありません。そのことを家主さんに伝えたら、鍵穴に潤滑剤を入れてくれましたが、また締め出されるのではないか…という不安感はぬぐい去れません。

その後、自分なりに研究した結果、どうも「閉め方にコツがある」ことがわかりました。バタンと勢いよく閉めると、どうもその弾みで鍵のシリンダーがおかしな動きをすることがあるようです。そこで、閉める際に、面倒なのですが、外側から鍵穴に鍵を入れ、確実に開くことを確認しならが、静かに閉めるようにしました。

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また、ゴミ捨ても含めて部屋を出るときは、万が一に備えて、必ず携帯電話を持参するようになりましたね。閉め方を工夫するようになってからは、幸い、鍵が開かなくなるというトラブルはなくなりました。

なお、Feriのアパートは、まず敷地に入る際に鍵のかかったゲートがあり、さらに建物に入る際、鍵のかかった扉を開けます。そして、初めて自分の部屋‥という構造です。

なお、来訪者用に、モニターの付いたドアホンがあり、これを使って玄関と建屋の鍵はリモートコントールで解錠できるようになっています。最後の写真はアパートの建物に入る部分のドアとセキュリティシステムです。

ここまでセキュリティがしっかりしているにもかかわらず、部屋に入る扉に鍵を増設している居住者の方もいらっしゃいます。ドア一つとっても、色々と考え方の違いを痛感させられます。


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