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May 13, 2013

オーストリアのモバイル通信事情

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今日は「オーストリアのモバイル通信にまつわるお話」をお届けしましょう。

ウィーンをはじめとするオーストリアのインターネット環境も、このところ大きな変化を遂げています。以前はホテルでのインターネット利用も有料のところが多かったのですが、今は無料、かつ無線LAN(Wi-Fi)を導入しているところが増えてきました。これは、一つにはタブレット端末の利用者が増えたことが要因だと思います。

また、ウィーンでは、街中に無料のWi-Fiスポットが結構あります。とくに有名どころのカフェがWi-Fiスポットになっているため、メールのチェックやWebサイトの閲覧などでは、こういった場所を利用するのも一考でしょう。ただし、無料のWi-Fiスポットの場合、セキュリティ対策がなされていないので、自分で防御する必要はありますが‥

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さて、Feriは、以前、ウィーンでホテルに滞在している時は、そこのLANを使っていました(最初からLANの入っているホテルを探していましたが‥)。ところが、今のアパートには固定電話回線が入っていないため、インターネットを利用するためには、モバイル端末を使う必要があります。

現在、オーストリアの携帯電話会社では、複数社がプリペイド方式のSIMカードとUSB方式の通信端末を発売しています。SIMフリーのモバイル端末を持っていれば、プリペイド式SIMカードに交換すれば使えますが、Feriは持っていなかったので、新たに購入しました。

別に会社の宣伝をする訳ではないのですが、Feriが現在、使っている回線は比較的回線が安定していると言われるA-1です。

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USBモデム(中国のZTEという会社が製造しているMF190というタイプ。ZTEの通信機器は日本にも入っているそうですね‥)とプリペイド式SIMカード(1.5GB分がチャージ済み)がセットになっている「スターターキット」なるものを見つけて、これを購入しました。お値段は49Euro。

通信速度はHSDPA対応で、公称7.2Mbit/sです。なお、チャージについては10Euroで500MB、20Euroで1.5GBなので、20Euroの方が断然オトクです。

また、FeriがA-1を選んだ理由は、有効期間です。A-1の場合、最後のチャージから12カ月間、使用することができます。他社の場合、安いのですが、有効期間が短いのが難点。なお、最近になって、チャージの内容が変わり、現在では20Euro、10Euroともに3GBにアップされています。ただ、10Euroの方は、有効期間が30日間になっています。短期滞在者向けということでしょうね。

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USB端末のMF190はモデムは、いわゆるゼロインストールタイプ。パソコンを立ち上げて、USBモデムを差し込むと、ドライバーを含むソフトウェアが自動的にインストールされるというタイプです。

Feriのパソコンは日本から持ち込んだThinkPadシリーズですが、普通に使えます。ただ、一回、MF190を差し込んでもソフトウェアのインストールができなかったことがあります。実は、この時、最初にインストールしたThinkPad X40から、性能の高いX61sに切り替えたのですが、うまくソフトウェアがインストールできませんでした。途中でエラーがでてしまうのですよ‥

X40は一発でインストールができたのに、なぜ、X61sはダメなのか‥同じXPなのに‥原因を考えたところ、どうもユーザープロファイルの名称に問題があったようです。というのは、日本では何も考えずにユーザープロファイルを日本語に設定しますが、そうするとフォルダ名も日本語になりますよね。が、MF190は海外仕様であるため、日本語で名称が付いているユーザープロファイルを格納したフォルダにはアクセスできないようでした。

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そこで、Administratorにユーザープロファイルを切り替えたところ、いとも簡単にインストールが完了。通信が確立しました。

なお、USBモデムをパソコンに取り付け、専用ソフトを立ち上げると、最初にモデムの認証画面が出てきます。ここで、PINコードを入力しないと、使えません(これは、こちらの携帯電話も同様)。このPINコード入力ですが、3回間違えるとロックされてしまう仕組みになっています。盗難に遭った場合の対策だと思いますが、これは大切ですよね。

ところで、気になるのは「従量制」ということです。業務上、日本とファイルのやり取りをするケースが多いので、途中でチャージがなくなってしまったら大変です。

チャージについては、通常のプリペイド式携帯電話と同じく、A-1の直営店だけでなく、家電量販店やPOSTなどでプリペイドカードを発行してもらい、自分のパソコンからA-1のサイトにアクセスし、13桁の認証番号を入力します。
なお、A-1ショップでは、電話番号を伝えると、その場でショップの端末からチャージをしてくれます。この時に、チャージ後の容量(○MB)も教えてくれます。

今のところ、こまめにチャージをしていることもあり、通信途中で通信途絶‥という悲惨な事態には陥っていません。なお、残容量については、A-1のサイトにアクセスし、専用のページから確認することができます(ユーザー登録が必要ですが)。

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日本では、モバイルでも定額制が中心なので、常時接続が当たり前になっていますが、こちらは従量制なので、こまめに切断を繰り返すようにしています。最もウィルス対策ソフトの定義ファイル更新など、どうしても必要なものもあるので、その当たりは考えてやっていますが‥

このほか、最近では、日本と同じくタブレット端末が普及したこともあり、通常契約ではモバイルWi-Fiルーターも販売されるようになりました。ただ、プリペイド方式のモバイルWi-Fiルーターは見かけませんね。

最も通常、モバイルWi-FiルーターのSIMカードを取り替えれば使えるはずですが‥今のところFeriは、タブレット端末は使っていないので、Wi-Fiルーターの必要性は低いので、困ることはありません。

そう言えば、先日、国立歌劇場で、タブレット端末を広げているご夫婦がいらっしゃいました(休憩時間ではなく、公演中の暗転場面でも使っていました)。いずれ「あらすじ」などをタブレットで見る時代が来るかもしれませんね。

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