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June 24, 2013

オーストリアがゴラン高原PKOから撤退

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今日は「オーストリア連邦軍の国際貢献活動に関する話題」です。

ドナウ川の洪水で大騒ぎだった6月上旬、オーストリア政府は、中東ゴラン高原でシリアとイスラエルの停戦監視にあたる国連兵力引き離し監視軍(UNDOF)から部隊を撤退させることを決めました。写真は、その内容を伝えるORFのニュース画面です。

撤退の理由は、ご存じの方も多いように、シリア内戦にともなう治安悪化が理由です。UNDOFには日本の自衛隊も派遣されていましたが、シリア内戦による治安悪化を受けて撤退し、現在の主力はオーストリア連邦軍(歩兵部隊)でした。しかし、撤退してしまうと停戦監視に大きな穴が生まれることになります。

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日本は1996年2月から2012年12月までの17年間、UNDOFに要員・自衛隊の部隊を派遣し、司令部業務および輸送などの後方支援業務を行ってきました(述べ派遣された隊員は1500名以上)。

つまりUNDOFでは、オーストリア連邦軍と協力して、業務を行っていたことになります。日本が活動していた頃の業務分担は図のようになっていました。

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なお、オーストリア連邦軍の撤退を受けて、ロシアのプーチン大統領がロシア軍を派遣する用意があることを明らかにしています。さて、ロシアがイスラエルを押さえることができるでしょうか。

ところで、オーストリアはPKOなどに連邦軍を派遣しています。図はオーストリア連邦軍のWebサイトに掲載されていた国際貢献活動地域ですが、派遣人員はコソボがトップで、次がボスニア。そして3番目が、今回、撤退が決まったゴラン高原です。


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