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June 04, 2013

臨時更新 オーストリアの洪水続報

Kurems

世界遺産のワッハウ渓谷沿いで発生している大洪水にもかかわらず、日本ではほとんど報道されていないようなので、今日は臨時で「オーストリアの洪水の関する続報」をお届けします。

通常、ニュースを流さない時間帯の午前7時、8時にORF2で現地からの中継を交えた報道が行われています。

まず、雨は峠を越して、小康状態となりました。また、洪水の危険地帯もザルツブルク州からオーバーエスターライヒ州とニーダーエスターライヒ州に移ってきました。

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クレムス周辺も水嵩が非常に上がっていますが、移動式防水壁が効果を発揮し、市内への水の流入を最小限に食い止めています。しかし、写真を見ると、余裕が少なく、正直、恐ろしい感じがします。

ドナウ川の水位ですが、Greinで14.8メートル、Kienstockで10.9メートルになっているとORFのニュースでは紹介していました。周辺の山から雨水がドナウ川などに流入するため、まだしばらくは水位が上がる可能性があるそうです。

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実は被害が甚大なのはドイツで、バイエルン州などでは街全体が水没してしまっているところもあります。住民の皆さんは、体育館などに避難している様子も報道されています。

ÖBBも大雨による路盤の陥没や土砂崩れによりウィーン-ザルツブルク-インスブルックを結ぶ西鉄道が寸断されており、長距離列車については運休を余儀なくされているようです。

また、ウィーン-ミュンヘン間の列車については、通常とは異なるパッサウ経由で運転されています(いわゆる振替輸送なので、すでに購入済みの乗車券などは、そのまま使えます)。ただ、経路が変更されているため、所要時間が90分ほど余計にかかるそうです。

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ÖBBの幹線ルートだけに、復旧に力を入れており、状況は逐次変わっていますので、ご利用になる方はÖBBのホームページから最新の情報を入手されることをお勧めします。

Feriがいるウィーンに関しては、今のところドナウ川氾濫の危険性は少ないようです。チロルやザルツブルク方面では、すでに雨は上がって、晴れ間ものぞいているようですが、ウィーン周辺は6月4日も雨、明日5日も雨が残るものの晴れ間がのぞく‥という天気予報が出ています。

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ところで、6月に入るとオーストリアでは週末はアウトドアのイベントが目白押しです。今週末もウィーン市内で各種のイベントが予定されていますが、その一つに「Insel Grill Fest」があります。ドナウ川の中州を利用して行われるアウトドアイベントですが、水位が上昇している場合、実施されるかどうか、ちょっと気になります。

また、募金や寄付がお得意のオーストリアらしく、ORFでは既に大洪水支援募金を始めており、災害報道の最後に必ず募金窓口の紹介が行われています。

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Comments

ちょうど今週末からウィーン、ザルツブルク、ミュンヘンへ行く予定です。こんなにすぐ現地ニュースをアップデートしてくださってありがとうございます。すごく助かります。

Posted by: Fukui | June 04, 2013 20:28

Fukuiさま

ウィーンからザルツブルクへの移動が微妙なところですね。ウィーンは大丈夫ですので、ご安心ください。お越しをお待ちしております。

Posted by: Feri | June 04, 2013 21:05

ウィーンが大丈夫と聞いて安心しました。楽しみです。ありがとうございました!

Posted by: Fukui | June 05, 2013 22:16

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