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June 04, 2013

オーストリアで洪水発生

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今日は予定していた話題を変更して、オーストリアで発生している洪水のニュースをお伝えします。

大雨の影響で先週はドイツを中心とする中央ヨーロッパで洪水が発生していましたが、6月1日には、こちらオーストリア北部(オーストリア・アルプスよりも北側)でも大雨が降り、2日には一部で河川が氾濫する事態になりました。

6月1日の朝からORFでは臨時ニュースを流して警戒を呼びかけていましたが、2日にはドナウ川流域などでも水位が上昇し、ドナウ川クルーズの拠点となっているメルクなどが浸水しています。ORFのニュースではクルーズ船が発着する桟橋付近が完全に水没している様子を流していました(最後の映像がメルクの市内です)。

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1日のニュースでは、通常、放送されることが少ない降水量の予報も流されていました。オーストリアでは、全国的に見ると2002年が「百年来の大洪水」でしたが、今年はザルツブルクもヴァッハウもそれを上回る惨状だそうです。

洪水はザルツブルク州、オーバーエスターライヒ州、ニーダーエスターライヒ州などで発生しています。ドイツ国境の町で、「きよしこの夜」で有名なオーベルンドルフも浸水しているようです。ザルツブルク市内については、ギリギリのところで浸水は免れましたが、水位はかなり上がっているようです。

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雨の峠は、とりあえず越したようですが、ご存じのように河川の水位は山に降った雨が影響するため、水位の上昇はしばらく続く可能性があります。

ザルツブルクは山を越えたようですが、ドナウ川の下流に当たるヴァッハウからウィーンは、これからで、3日夜半から4日朝がピークだと言われています。なお、クレムス周辺に2002年移動式防水壁が設置されましたが、これが機能するか試されることになりました。

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現在、注意喚起が出ているのはオーバーエスターライヒ州ではGmunden、Ebensee、BadIschl、ニーダーエスターライヒ州ではKrems、St.Pölten、Melkなどです。

洪水以外でも雨の影響で、山間部では大雨による土砂崩れなども発生しており、鉄道や道路も一部で寸断されています。ÖBBも運休やバス代行など、かなりダイヤが乱れているようです。写真はÖBBのホームページに掲載されている情報ですが、今後も洪水の状況によっては長距離列車の運休が続く可能性があります。

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現在、ウィーンからザルツブルク・インスブルック方面の長距離列車は全て運休となっています。また、ミュンヘンやスイス方面の長距離列車については、パッサウ経由での運行が予定されていますが、所要時間が大幅に増えるもようです。

なお、鉄道の運行情報が刻々と変わりますので、詳細はこちらをご覧ください。

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2日からは、浸水したエリアでは消防当局を中心にポンプ車による排水や土嚢による浸水防止対策、ボートによる孤立者の救助なども行われています。

左側の地図は水害が想定されるエリアを示したものですが、エルベ川、オーベル川、ドナウ川の流域に被害が集中しています。なお、図のエリアが全て冠水している訳ではありませんので、ご安心ください。

ウィーン市内に滞在している分には、現時点では影響はありませんが、ヴァッハウ方面やザルツカンマーグートなどへのご旅行を予定されている方は、交通機関の運休やダイヤの乱れが発生していますので、ご注意ください。

また、団体旅行でお越しの皆さまは、恐らくスケジュールの大幅変更を余儀なくされていると思いますが、お気をつけて旅をお続けください。

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