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July 21, 2013

1980年代のウィーン その1

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今日、日本では参議院議員選挙の投票日ですね。さて、どんな結果になるでしょうか。

「懐かしのオーストリア・シリーズ」、今日は「1980年代のウィーン」をお届けしましょう。以前もご紹介したようにFeriが初めてウィーンを訪れたのは1979年6月のことです。ただ、この年は実際には宿泊をしていないので、本当に数時間、立ち寄っただけ‥という感じでした。

その後、1980年、81年の夏にウィーンを訪問した際は、宿泊もしています。三日間有効の市内交通パス「3-Tage-Wien Netzkarte」(55シリング)を購入して、市内を回っています。例の「二階建て路線バス」に乗車したのも82年の出来事でした(二階建て路線バスについてはこちらから)。

1980年、81年とも旅行期間は、6月末から7月中旬と、ほぼ同じでしたが、ルートは異なっていました。80年はパリ経由でスイスへ。81年はコペンハーゲン経由で、フランクフルトに入りました。

当時、Feriはスイス方面から夜行列車でオーストリア入りするパターンが多く、80年、81年とも寝台車も連結されていた夜行列車「Wiener Walzer」(列車名が気にいっていたので‥)でオーストリアに入っています。80年はLinzで下車しましたが、81年は一気にウィーンまで来ました。

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余談ですが、80年の時はウィーンへ向かう途中、乗っていた列車の機関車が故障して手前の駅へ引き返すといった珍道中が繰り広げられたのですが、何とか予定通りウィーン西駅に到着。翌日からの二日間はウィーン市内を堪能しました。奇しくも81年もウィーンに滞在したのは二日間でした。

今と違い、フィルムカメラを使っていたので、記録写真は予想以上に少ないのですが、それでも興味深い写真が見つかりました。

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まず、冒頭の写真は1981年に撮影したケルントナーシュトラーセ。ご存じ、カラヤン広場からシュテファンドーム方面を見たものです。

建物そのものは、ほとんど変わっていないのはさすがですが、テナントや広告は一変していますね。写真ではエールフランスのシティオフィスになっているところが、今ではスターバックスに‥ まだ、広場にミュージカルなどのチケットを販売するオフィスはありません。

ホテル・ザッハーの屋上にはPHILIPSの広告も見えます。そして、この時代からオペラ前の地下駐車場があった訳です。

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2枚目はご存じ、プラーターの観覧車らÖBB北駅方面を撮影したものです。ご存じのように北駅はだ規模な改修工事を終えて近代的な駅に生まれ変わりましたが、当時はのんびりとした田舎の駅‥といった趣です。変わらないのは置くに移るカーレンベルクの丘でしょうか‥

3枚目の写真もプラーターの観覧車から。まだまだ古い建物が目立ちますが、奥には新しい建物の姿も‥ドナウタワーも遠くに見えます。この写真で道路に面した一番手前の建物には、BILLAが入っています。ロゴは、今と同じですね。

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そして4枚目はプラーターの観覧車。ちょうど北駅方面から撮影したものです。観覧車本体やゴンドラは、今も同じですが、その後、周辺に色々なアミューズメント施設ができてしまい、雰囲気が一変しています。左側にはスナックスタンドがあり、エスキモーアイスのノボリが‥そしてゴミ箱が今と同じなのがご愛敬。

5枚目の写真はプラーター近くを走っていた25系統。路面電車の車両が今と同じなのは、驚異と言うべきかも知れません。

気になるのは正面に書かれている「Schaffnerlos」の文字。これは「車掌は乗車していません」という意味で、ワンマン運転が始まったために書かれたものです。今ではワンマン運転が当たり前になっていましたが、以前は車掌さんが乗務しており、車内でチケットを買うのが当たり前だったので、こういう案内表示が必要だったのでしょう。

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最後も路面電車ですが、懐かしのリンク内回り1系統です。これだけ見ていると、今とほとんど変わりませんね。ただ、街の写真で時代を感じさせるのは、周囲を走っている自動車です。

ただ、日本は自動車のデザイン変更が著しいですが、こちらはデザインにアイデンティティがあるためか、同じようなデザインを継承するケースが多いようです。ベンツなどは、その代表でしょうか。そのため、あまり古さを感じませんね。

いずれも今から30年以上前の写真ですが、日本よりは変化が緩やかだったことがわかります。ただ、最近はウィーンも中央駅の建設に代表されるように大規模な開発プロジェクトが目白押し。これからは変化が激しくなることが予想されますね。

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