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July 30, 2013

小学校も色々あります

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日本では夏休みシーズンに入り、学校はお休み。街中でも子供さんの姿をよく見かける季節になりました。さて、今日は「小学校の話題」をお届けしましょう。

日本の場合、文科省が厳格な設置基準を定めているためか、都会の学校は、皆同じような建物や構造になっていますね。

そう言えば、Feriが通っていた東京都内の某小学校が耐震性向上のため改築されることになり、卒業生を対象にした「お別れ見学会」を開催するという連絡が先日、入りました。Feriが通っていた頃は、鉄筋コンクリートの立派な校舎だったのですが、やはり今の基準では耐震性に問題があるのでしょうかね。

さて、一方、ウィーンでは耐震性という問題がないためか、画一的なデザイン・仕様の学校が少なく、色々なデザインの小学校(VOLKSSCHULE)を見ることができます。例えば1区(インナーシュタット)などでは、独立した建物ではなく、ビルディングの一角が小学校になっているようなケースもあります。そのため、一見すると小学校には気づきません。

下校時刻に親御さんが出迎えにきているのを見て、“なるほど、ここに小学校があったのか”というケースも多いですね。

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逆に周辺の区ではある程度、土地が確保できるため、独立した建物の小学校が基本となります。ただ、その建物はバラエティ豊かです。

最初の写真は14区(Pezning)で見かけた小学校です。14区には11校の小学校がありますが、これは路面電車が走る道路沿いにあるVolksschule Hütteldorf

一見すると宮殿のような立派なデザインが特長です。最初は、個人の邸宅かと思いましたが、よく見たら小学校でした。なお、この建物だけでは収容人数が不足するためか、後ろに新しいデザインの校舎も建てられていました。なお、この学校は運動場も設置されているようです。

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次の写真は16区(Ottakring)に10校の小学校がありますが、Julius Meinl Gasse沿いにあるその名もVolksschule Julius Meinl-Gasse 1です。伝統的なウィーン風の建物で、重厚な感じがします。入り口にはオーストリア国旗が下がっていました。

この学校ですが、興味深いのは入り口の上、左右にレリーフが埋め込まれている点です。このレリーフですが、どちらも中央に先生らしき人物が描かれています。

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そして、左側のレリーフは先生の両側に羊、一方、右側のレリーフは先生の両側の子供さんが描かれています。小学校らしい感じがしますね。まだまだ色々な小学校がありますので、いずれ写真を撮影してからご紹介することにしましょう。

そう言えば、この記事をまとめている時に、最近では公立小学校にドイツ語ができない移民のお子さんが増えてきて、授業の進捗が思わしくない…という話を聴いたことを思い出しました。当然、地元住民の親御さんからは、進学などの問題もあるので、“何とかして欲しい”という要望が出ているそうです。小学校の中も色々と大変なようですね。


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Comments

Feri様

いつも楽しい情報ありがとうございます。Feri様と同じ理由(オペレッタ)で80年代後半から90年代に幾度となくウイーンへ行きました。今朝、私がオペレッタにはまるきっかけとなったPeter Minichの訃報があり、一時代の終わりを寂しく感じると共に、彼のような類まれな歌役者の舞台を何度も見られたことを嬉しく思っています。Feri様、現在ウイーンご滞在中のようですので、8月4日ORF2'Die Matinee am Sonntag"(9:05)"Im Memoriam Peter Minich"追悼番組をご覧になって、こちらに感想など書いていただけると嬉しいです。

Posted by: AOJ | July 31, 2013 05:07

AOJ様

コメント、ありがとうございます。お返事が遅れて申し訳ございません。

Peter Minichさん、本当に残念ですね。なお、追悼番組ですが、残念ながら、前の週から出張の予定があり、その日はオーストリアに戻っていない可能性があります。

Posted by: Feri | July 31, 2013 22:22

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