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July 29, 2013

つり革? でもなさそうですが‥

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今日は「Sバーンの電車の話題」をお伝えしましょう。

アパートに住むようになってから、移動にSバーンを使う機会が増えました。運転間隔が路面電車などよりは長いですが、事前に自国を調べておくと便利に使うことができます。

先日、所用があってS7に乗ったのですが、いつもは3両編成の4020型が2ユニット連結した6両編成なのですが、土曜日だったので3両編成でした。6両編成で来ると思ってまっていたら、前の方に止まってしまい、ダッシュで最後部に乗り込みました。

編成が短く、車内が込んでいたので、運転室の後ろにあるロングシートのスペースに座りました。考えてみると、こちらの鉄道ではロングシートは珍しいですね。地下鉄でも向かい合わせのクロスシートですから… 列車が出発してから、ふと座席の上を見ると、妙なものがぶら下がっているのに気づきました。

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最初はつり革かな…と思ったのですが、金属製である上に、隣同士で長さが違っています。どうもつり革ではなさそうなので、乗車中、色々と考えて見ました。

もうお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、実は、これは車内に持ち込んだ自転車をぶら下げる金具なのです。

この4020型電車は、ウィーン市内のSバーンだけではなく、チロル地方やフォアアールベルク地方でも使用されています。一部の区間では車内への自転車持ち込みが許可されているのですが、中距離区間の場合、専用の自転車運搬用スペースに乗せいていたようです。

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Feriが座った運転室後ろのスペースは、当時、自転車運搬用スペースだったのです。よく見ると、自転車運搬用スペースにする場合は、ロングシートを跳ね上げることができるようです。この部分だけロングシートを採用していた理由は、跳ね上げてスペースを確保するためだったのですね。

また、必要がないときは、自転車を吊り下げる金具も上に引き上げることができる構造になっていました(ウィーンでは、現在、使われていないのでFeriが座ったシートの上にある金具は、最後の写真のように跳ね上げられていました)。つまり、自転車をここに搭載して、お客さまは客席でくつろぐ…というコンセプトなのでしょう。

今でも地方に行くと、自転車を運んでくれる鉄道があります。それのÖBB版という訳です。ウィーンでもSバーンに自転車を乗せることができますが、区間が短いため、ドア付近に置いているケースが多いですね。

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なお新型の4023型や4024型電車では出入り口が低床式になっていますが、低床部分がベビーカーや車いす、自転車を載せるスペースになっています。

ウィーンのSバーンでは使われなくなった4020型の自転車運搬用スペースですが、もしこの電車が地方に転籍した場合は、再び使われることがあるかもしれません。なお、この電車は床が高いため、ホームから乗り込むのには、ちょっと大変。自転車を搭載するのも大変そうです。


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