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July 13, 2013

駅のホームに見る考え方の違い

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今日は「駅のプラットホームにまつわる話題」です。

最近、日本でもスマートフォンなどを操作していて駅のホームから線路に転落する人が出ているそうですが、実は、こちらも事情は同じです。特にドイツではヘッドホンステレオで音楽を聴いていて列車の進入に気づかず、接触する事故が多発しており問題になっています。

2枚目の写真は、ドレスデンのドイツ鉄道駅で見かけた列車との接触防止を注意するピクトグラムです。

また、日本ではベビーカーや車いすがホームから線路上に転落するという事故も発生しているようですね。日本のホームは高いので、転落すると、それだけでも怪我をする可能性が高いので心配です。

一方、こちらは基本的にホームの高さが日本よりもかなり低いので、仮に転落しても、すぐに自力でホーム上に戻ることはできますが、転落しないに超したことはありません。

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さて、不注意で列車に接触するのも困りますが、ホームの傾斜によってベビーカーなどが自然に動き出す‥これはもっと問題です。

で、先日、Sバーンに乗車中、駅のホームを見たところ、こちらではホームの中央部が最も低くなっており、列車に乗る側が高くなっていることがわかりました。

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これはベビーカーや車いすなどが自然に動き出して、ホーム下に転落するのを防止するためなのかもしれません(確かめた訳ではありませんが‥)。写真はプラーター駅の例ですが、よく見ると中央部が低くなっているのがわかると思います。

この仕様は、ドイツでも採用されていました。もっとも、どちらが先が知りませんが‥

日本との違いを簡単な図にしてみました。日本の場合、中央が最も高くなっているのは、ホーム上の排水を考えているためだと思われます。確かに中央が最も低くなっている場合、雨水などは中央に集中し、排水溝が詰まっていれば、ホームは水浸しになってしまいます。

Bahnhof

このあたり、どの方式がベストなのか判断が難しいところですが、考え方の違いははっきりしていると思います。

また、ウィーンの新しい駅では、両側に列車が着く島式ホームは、幅が広いのが特徴です。特に各種行事の際には人が沢山集まるÖBBのプラーター駅などでは、ホームの幅が日本の倍くらいあります。敷地に余裕があるからできるのかもしれませんが、ある意味、余裕のある施設は安全性の面からも理想的かもしれません。

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