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August 08, 2013

番外編 FUKUSIMAに出現 レッドブルキャンペーンカー

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今日は番外編として「日本の話題」をお伝えしましょう。

オーストリアを代表するエナジードリンク・レッドブルは日本でもやっと市民権を得るようになってきました。ずいぶん時間がかかりましたが、様々なイベントへの協賛などが功を奏したのでしょう。

こちらでもそうですが、各種イベントの際、レッドブルが派遣するキャンペーンカーがありあります。今はBMWの子会社となったランドローバーのミニを改造し、車体上部に巨大なレッドブルの缶を載せた車です。

さて、昨日、日本の友人から“ブライトリング・ジェットチームのデモフライトを見るためにふくしまスカイパークへ行ったら、レッドブルのキャンペーンカーが来ていたよ”というメールとともに写真が送られてきました。

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有人の話によると会場となっていたふくしまスカイパークで、キャンペーンガールのお姉さんが冷えたレッドブルをお客さまに無料で振る舞っていたそうです(こちらと一緒ですね‥)。

有人曰く、“リポビタンDを同じような味だね”。当然です。何しろオーストリアでレッドブルブランドを発売する際、参考にしたのが日本を代表する栄養ドリンク「リポビタンD」なのですから‥

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しかし、なぜ、スイスの時計メーカー・ブライトリングが仕切っているエアショーにレッドブルが乱入したのでしょうか?
実は、これには訳があります。

現在、ふくしまスカイパークをホームベースに活動している日本を代表するアクロバットパイロット室屋義秀氏がレッドブルの支援を受けてレッドブル・エアレースに参戦しているのです。

今回、室屋パイロットはブライトリング塗装のエクストラでデモフライトをしたそうですが、そういったご縁で、レッドブルのPRが行われたのでしょう。

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ちなみに、このキャンペーンーカーですが、荷台に冷蔵庫がビルトインされており、冷えたレッドブルを提供できるようになっているそうです。また、キャンペーンガールのお姉さんは、ショルダー型の冷蔵バッグを使用してPRに努めていたそうです。

なお、主役はブライトリング・ジェットチームなので、室屋パイロットのデモフライト終了後、早々に撤収したとか‥(一応、仁義を切ったのでしょうかね)。

さて、今回のブライトリング・ジェットチームによるエアショーですが、「みんなで大空を見上げようAGEIN in ふくしまスカイパーク」というイベントで実施されました。

実は、今年の5月に東日本大震災で大きな被害を受けた福島の皆さんを勇気づけよう(元気がなくなると下を向くことが多いので、空を見上げて元気になろうという趣旨)ということから、ブライトリング・ジェットチームが日本ツアーの一環として福島県内でデモフライトを企画しました。

フルショーは5月12日に福島県の小名浜港上空で予定されていたのですが、当日は残念ながらシーフォッグ(海霧)が立ちこめて、フライトはキャンセルになってしまいました。私の有人も出かけましたが、がっかり‥

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その後、パイロットやメンテナンスクルーなどのチームメンバーはヨーロッパに一旦帰国したのですが、機材は神戸空港に置いたままになっていました(何しろ小型のジェット練習機なので、移動も大変です)。

今回、機体の引き取りと他国でのショーの前に、何としてでも福島の皆さんの前でフルショーを行いたいというチームメンバーの熱意と地元の協力で8月7日と8日の両日、ふくしまスカイパークでエアショーが開催されることになったそうです。

ところが、前日の6日は福島地方が大雨に見舞われ神戸から福島空港の移動がキャンセル。

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何と、7日の朝、神戸から福島空港へ移動し、その後、午後からふくしまスカイパークでデモフライトを行ったそうです。通常、自衛隊や軍隊のチームでもアクロバット飛行をする際は、事前に予行演習(地形慣熟)を行うのが一般的ですが、移動して、いきなり本番とはたいしたものです。

ブライトリング・ジェットチームはチェコ製のジェット練習機のL-39Cアルバトロス7機で編成された、民間では珍しいジェット機を使ったアクロバットチームです。友人の話によるとパイロットはフランス空軍のアクロバットチーム「Patrouille de France(パトルイユドフランス)」のOBが多いそうです。

ザルツブルク空港に本拠地を置くレッドブルのフライトチームもジェット練習機アルファジェットを4機保有していますが、残念ながら今のところブライトリング・ジェットチームのような編隊でのアクロバットフライトは行っていません。

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実際、編隊でアクロバット飛行をするためには、予備機を含めて、相当数の機体に加えて優秀なパイロットを多数揃える必要になりますので‥ちなみにFlying Bullsで、アルファジェットを操縦するパイロットは2名だそうです。

まぁ、その分、Flying Bullsの方は多種多様な機材で対抗している感じですね。

今回、見事に福島でリベンジを果たしたブライトリング・ジェットチーム。最後には通常は実施しないミッシングマンフォーメーションを披露したそうです。これは戦闘機のパイロットが行方不明になったり死亡した場合、そのパイロットを追悼するために行うフォーメーションです(最後の写真がミッシングマンフォーメーションです)。今回、東日本大震災でお亡くなりになった皆さまへの追悼の意味を込めていたようです。彼らの心意気には日本人として感謝の気持ちで一杯です。

しかし、ふくしまスカイパークにはブライトリングのロゴが一杯。また、関係者を招待するシャレーまで用意していたそうで、友人もヨーロッパの会社らしい洗練されたイベントスタイルに驚いたと言っていました。

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