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August 13, 2013

シュヴェヒャート鉄道博物館を訪ねて(中)

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今日は、昨日に続き「シュヴェヒャート鉄道博物館」をご紹介しましょう。

トップと2枚目の写真は、昨日ご紹介できなかった展示棟内のインダストリアルナローの車両群です。展示されているのは、主にトロッコを牽引するディーゼル機関車ですが、狭い場所で使うものだけに独特の形をしています。

また、一部はエンジンルーム内を見ることができるようになっていました。なお、展示棟内の車両については、一両ずつ説明プレートが取り付けられているので、これを見ると車両の製造会社をはじめとした基本的なデーターはわかるようになっています(博物館だから当たり前ですが‥)。

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この展示棟内にあるインダストリアルナローの保存車両群を見ると、かなりディープな博物館であることがわかります。

さて、続いて屋外の展示エリアのご紹介に移りましょう。恐らく、このエリアはかつては車両基地だったようで、車庫が数箇所に設置されています。

また、興味深いのはインダストリアルナローの保存に力を入れているため、本線と同じ幅の線路に加えて、軽便鉄道の線路(いわゆるナローゲージ)も博物館の構内に敷かれていることです。

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どうやら、イベントの際には、この軽便鉄道の線路を使って動態保存しているインダストリアルナローの車両を運転しているようです。

軽便鉄道系で現在、一番人気なのは動態に復元したBarbaraという愛称のついた小型蒸気機関車(動輪が二つ付いたB型)です。この機関車も、やはりインダストリアルナロー(鉱山鉄道で使用されていたようですが‥)です。

Feriが訪問した時は平日だったので、運転されていませんでしたが、休日には構内を専用の客車を引いて走っているようです。

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やはり一般のお客さま、とくに子供さんを誘致するためには蒸気機関車は強力なアイテムですからね。また、このクラスの蒸気機関車は、比較的メンテナンスも楽なので、シュヴェヒャート鉄道博物館の規模でも動態保存が可能かと思います。

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このほかにも、トンネル工事に使うような工事用機関車やトロッコなども大量の保管されていました。もちろん、一部は動態保存されているようで、こちらもイベントの際には構内を走ることがあるようです。

写真の黄色い車両は土木工事で使用される車両だと思われますが、整備状態が良いので、恐らく動態保存だろうと思います。

ところで「保管」と表現したのは、ただ、資金的な問題もあるのか、「とりあえず廃車になった車両を引き取りました」という感じの車両が多く、正直、ちゃんと保存されている車両の方が少ない感じだからです。

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写真をご覧になるとおわかりのように、インダストリアルナローのディーゼル機関車や電気機関車などは、その性格上、簡便な作りなので、屋外に放置しておくと、手遅れ状態になってしまうことも‥

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もっともこちらでは、オリジナルの一部を使って新しく作るという手法も多いですから、ある意味、どんなにくたびれていてもオリジナルが残っていれば将来、何とかなるかもしれませんが‥

そのため、正直なところ構内には、一見するとスクラップのようになっている車両も沢山置かれており、きれいに整備されている展示品を並べてある博物館を想像すると、ガッカリするかもしれません。

Feriは、この手のインダストリアルナローについては詳しくないので、どの程度、希少価値があるのか判断できませんでしたが、後日、日本の友人に確認したところ、かなり珍しいものが保管されているとのことでした。

さて、この続きは、明日お伝えします。

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