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October 25, 2013

私的オーストリアの乗用車事情

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10月26日はオーストリアの「Nationalfeiertag」(建国記念日)です。今日、25日から27日までHeldenplatzでは、連邦軍の装備展示が行われる他、Rathausplatzでは、警察や消防、救急などの各機関がデモンストレーションを繰り広げる「Wiener Sicherheitsfest 2013」も開催されます。この時期、ウィーンにいらっしゃっている方は、ちょっとのぞいてみてはいかがでしょうか。

さて、今日は「オーストリアの乗用車事情に関する話題」をお届けしましょう。

ただし、正確な統計データーを集めて分析したないようではありません。Feriの感覚によるものであることを予めお断りしておきます。

普段、ウィーンにいるときは自動車は使わない上に、ドライブもしませんから余り気になりません。しかし、夏期休暇中は、レンタカーを使って移動しているため、乗用車に接する機会も増え、色々と気がつくことがあります。

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ご存じのように現在、オーストリアには乗用車を製造する「純粋な国内メーカー」は存在しません。いずれも外国資本のメーカー製です。そのため、色々な国の自動車を見かけます。

日本ではアメリカ車は少ないですが、オーストリアではヨーロッパの工場で生産しているアメリ系カメーカーの自動車を結構、走っています。

ちなみに今回、Feriが借りたレンタカーはフォードKaという小型車でした(これはレンタカー会社がアメリカ資本のハーツだったからでしょうね)。トップの写真が今年、利用したKaですが、2ドアだったので、3人以上になると、ちょっと乗り降りが大変です。ただ、小型なので、取り回しがよく、助かりました。

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まぁ、圧倒的に多いのはフォルクスワーゲン(右の写真)やベンツに代表されるドイツ車ですが、最近ではチェコのシュコダなども増えてきましたね。

左の写真は昨年夏に借りたレンタカーはシュコダです(ただ、シュコダは、現在ではフォルクスワーゲンの子会社ですから、ドイツ系とも言えますが…)。

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また、イタリア車も多いですね。さらにフランスのシトロエン(実際はPSA・プジョーシトロエン・グループですが‥)も比較的よく見かけます。シトロエンはFeriもレンタカーで使ったことがあります(というかレンタカー会社からあてがわれた訳ですが‥)。左の赤いツートンカラーの車がシトロエンです。ちょっと変わったカラーリングがフランスらしいところでしょうかね。

このようにヨーロッパ車が幅をきかせているオーストリアですが、日本勢もがんばっています。ウィーンではトヨタのハイブリッド車プリウスをタクシーや自家用車で多く見かけますが、さすがに地方では少ないようです。

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しかし、トヨタの看板を掲げたディーラーは結構、ありますね。ディーラーさんの数を数えた訳ではありませんが、HONDA、三菱のディーラーさんも意外と見かけます。日産、MAZDAについては、以前よりは少なくなったような気がします。

また、少数ですがスズキやスバルを見かけることもあります。ちなみに3枚目の写真ですが、左側はスズキの自家用車です(右はフォードですが‥)。興味深いのは、時々、日本の軽自動車を見かけることです。こちらでは、軽自動車という区分はないので、普通に使われていますが‥

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6枚目の写真(右側)は、今年の夏、ザルツブルク州のSt.Margarethenという小さな町で行われたサムソン・ツークのお祭りですが、ここにもディーラーさんがトヨタ三菱の実車を持ち込んでPRをしていました。やはり日本車は品質が高いので、人気があるのでしょう。

ちなみに、Feriが毎年、夏期休暇中、宿泊するザルツブルク州のホテルは本業が農業(肉牛の生産)なので、以前は4WDの三菱パジェロを使っていました。これは山の中腹にある放牧場へ行くためだそうです。

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そして、今年、特に目についたのが韓国勢。地方の待ちではHyundaiKIAの自家用車をよく見かけるようになりました(今はKIAもHyundaiグループ傘下に入っていますから、実質的には現代・起亜自動車グループですが…)。

以前はHyundaiやKIAを扱うディーラーさんは、ほとんど見かけなかったのですが、今年の夏、ドライブ中、結構、ディーラーさんを見かけました。

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ただし、ほとんどのディーラーさんは専売ではなく、他社製との併売でした。一部は日本車と併売しているところもありました。やはり値段の面でお得感があるのでしょうかね。

驚いたのは、ザルツブルク州で宿泊していたホテルの駐車場にドイツナンバーのHyundai車が止まっていたことです。ドイツの場合、自国製でリーズナブルで高性能の車がありますから、ちょっとビックリしましたね。

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というのは、ドイツ人は韓国が嫌いな方が多いそうなのですよ。イギリスBBC放送が行っている世界16カ国とEUを対象にした“国家イメージアンケート”によるとドイツの韓国否定派65%だそうです。Hyundaiを韓国のメーカーと知らないで買ってしまった‥そんなことはないでしょうか‥

そう言えば、Feriも、一回だけレンタカーでKIAの乗用車に乗ったことがあります(最後の写真がKIAのレンタカーです)。ドアを閉めたときの感じや運転感覚が日本車に近かったような記憶があります。

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日本車のシェアが急激に落ちているという感じではありませんが、新興勢力として徐々に浸透しているような気がします。

ウィーンにいるときは自家用車の必要性は、余り感じませんが、地方に行くと公共交通機関が少ないので、自家用車は必需品かもしれません。

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余談になりますが、現在、こちらではベンジン(ガソリン)の値段が高く、往生します。8月にレンタカーを利用した時ですが、1リットルが1.40~1.47Euro(現在のレートだと185円~194円)でした。今後も値段が下がる気配がないので、燃費の良い車の需要が増えそうな気がします。

さて、こんな記事をまとめていたら、先日、「WIENER WIESN-FEST 2013」の大テント会場で、盛り上がっているおじさまグループの一人から声をかけられました。

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何しろ大騒ぎをしている会場内。まともに会話はできないのですが、ウィーンにあるスズキのカーティーラーご一行のようで、名刺をいただきました。専売ディーラーではなく、オペルとシボレーも扱っているディーラーさんでした。

Feriを日本人だと検討をつけて声をかけてくれたようです。ちゃんとスズキ自動車のロゴが名刺に入っており、ちょっと嬉しかったですね。

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