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October 01, 2013

マリアヒルファーシュトラーセは今‥

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10月最初の話題は、7月に「マリアヒルファーシュトラーセの歩行者専用化テスト」の話題(詳しくはこちらから)をお届けしましたが、今日は、その続報です。

緑の党が推進母体となっているマリアヒルファーシュトラーセの歩行者専用化ですが、現在、変則的な通行方式となっています。というのは車道が一方通行になっているのですが、通りの中央(歩行者専用エリア)を境に、方向が逆になっているのです。

まず、リンクからKirchengasseまではリンク方向からの一方通行。そして、西駅からAndreasgasseまでは西駅方向からの一方通行になっています。

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そのため、一般の車両はマリアヒルファーシュトラーセの全区間を同一方向で走ることができません。そのため、歩行者専用エリアのテストが終わった現在でも、自動車の通行量は激減しています。

午前中にはマリアヒルファーシュトラーセに並ぶお店に商品を運ぶトラックが止まっている位で、自家用車はほとんど見かけません。

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何しろ途中で、曲がって迂回する訳ですから、周辺に用事がなければ通る必要性はありません。当然、ガレージの利用も減っていると思われます。逆に自転車利用者は車道を心置きなく走れるようです。

歩行者専用となったAndreasgasse-Kirchengasse間を走行する路線バス13A専用のレーンは、写真のように赤い色で区別されています。しかも駐車スペースなどがある関係で、スラロームコースになっています。この区間は、自動車、自転車、歩行者が混在するため時速20kmに制限されており、新しい標識も取り付けられています。

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で、テストの結果なのですが、賛否両論。とくに路線バス13Aのダイヤが大幅に乱れてしまい、日常生活に影響が出たようです。

そのため、本格的に歩行者専用エリアを設定するに当たって、13Aの路線を変更する案、路線を分割する案(AlserStraße-Mariahilfer Straße間、Mariahilfer Straße-HauptBahnhof間)などが検討されているようです。

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ただ、今後、ÖBBの主要列車がHauptBahnhof発着に切り替わると13Aの路線分割は大幅に利便性が低下することになります(途中で乗り換えが生じるため)。

このあたり、事前の検討が十分だったのかどうか、都市交通工学の専門家からも異論が出ているとか‥
さて、国民議会選挙も終わり、緑の党は議席を伸ばしたようです。マリアヒルファーシュトラーセのプロジェクトはウィーン市によるものですから、国政選挙の結果は直接関係ありませんが、推進に弾みがつきそうですね。

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