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October 06, 2013

アルコールパトロール隊出動中

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今日は、「ちょっとユニークな活動をしているNPOのご紹介」です。

先日、プラーターで開催されていた「WIENER WIESN-FEST 2013」へ出かけた時、大テントのビアホールで面白い活動を見かけました。

かわいらしい女性スタッフが携帯用呼気検査機を持って、会場を巡回し、希望のお客さまにはアルコールチェックを行っていました。夕方になると事実上、会場は酔っ払いの集まりなので、呼気チェックを逆に盛り上げるネタにしているグループもありましたね。

ちなみに、この活動を行っているのはAlkomat-PatrouilleというNPOで、過度な飲酒による事故防止を目的に設立された団体で、オーストリア以外にもイギリス、スペインなど各国に組織があるようです。

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別に飲酒の取り締まりをしている訳でななく、「適量で楽しみましょうね」という啓蒙活動なので、お客さまへのアプローチがポイント。そこで、目立つようにかわいらしい女性スタッフ(実は男性スタッフもいますが‥)が、古い警察官の制帽を着て「ALKOMAT」とショルダーベルトに書かれたカバンを持って会場内を巡回(ショルダーベルトが白いので「たすき」のような効果があり、目立ちます)。

NPOなので、呼気チェックは有料(寄付という形)らしいのですが、かわいい女性スタッフの場合、盛り上がっているオヤジグループに声をかけると、結構な確率で乗ってきます。男性スタッフの方は、あまり声がかからないような気がします‥イケメンのお兄さんだとおばさまグループから声がかかるのかもしれませんが‥

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「WIENER WIESN-FEST 2013」では、演奏するブラスバンドのカペレマイスターや奏者も、皆、ビアを飲みながら演奏します。乾杯の歌「Ein Prosit」に合わせて、自分たちも乾杯‥ 

そんな中、Bürgermusik Mauterndorfの演奏を聴いていたところ、休憩中にちょうどAlkomat-Patrouilleの男性隊員がブラスバンドの前を通りかかりました。するとカペレマイスターが男性隊員に“うちの団員でビアを沢山飲んでいるヤツがいるから、チェックしてくれ”とリクエスト(もちろん、場を盛り上げるためのジョークです)。

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二人の男性団員がやり玉に挙がり、さっそく呼気チェック。案の定、結構な数値が出たらしいのですが、Alkomat-Patrouilleの隊員が結果を発表する前に、ちゃんと前奏を入れるところが、ブラスバンドらしいところ。Bürgermusik Mauterndorfもノリノリでした。

ALKOMATがオーストリアで活動を開始したのは、2001年からだそうです。活動範囲はプライベートなパーティから、各種の企業イベント(こちらは飲酒がつきものですから‥)、スポーツ大会に付随するパーティ、オクトーバーフェストのような飲酒を主体とした大規模なイベントまで幅広い範囲だとか‥

本場ミュンヘンのオクトーバーフェストでも活動をしているそうです。ちなみにAlkomat-Patrouilleのボランティア隊員は、同団体のホームページで随時募集しています。

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運営している団体はまじめにやっているので、呼気をチェックするアルコール検査機は年に2回、警察の基準に従って実験室で校正をしているそうです。つまり、検査結果は、正確だということですね。

この手の活動は気をつけないと、愛飲家の反感を買ってしまう恐れがあります。そこで、隊員をかわいらしい女性中心にするなど、愛飲家へのアプローチ方法を工夫したようです。日本支部はないようですが、一気飲み防止が問題になっている昨今、大学のコンパなどに派遣したら面白いかもしれません。

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