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November 20, 2013

番外編 自衛隊のディーヴァ 三宅由佳莉3等海曹

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今日は番外編として、「ちょっと変わった歌手の話題」を取り上げましょう。

日本の皆さまは、すでにご存じかと思いますが、現在、海上自衛隊音楽隊に所属する唯一の歌手専門職・ソプラノの三宅由佳莉3等海曹の活躍が話題になっていますね。

先日、Feriの友人が日本武道館で行われた「平成25年度 自衛隊音楽まつり」に行き、三宅3等海曹の歌を生で聴いてきた‥ということで、動画ファイルをメールで送ってくれました。

三宅3等海曹は、岡山県出身で、岡山県立岡山城東高等学校普通科音楽系で声楽を学び、その後、日本大学芸術学部音楽学科声楽コースに入学。声楽を渡邊 馨氏に師事し、 2009年4月に海上自衛隊に、初のヴォーカル要員として入隊。同年9月、東京音楽隊(東京都世田谷区)に初のヴォーカリストとして配属されたという経歴の歌手です。

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ちなみに「曹」という階級は、昇任試験と専門の教育を受けた人が昇任し、入る階級層で、旧軍では兵長にあたるそうです。

大学を卒業されて自衛隊に入隊した場合、通常、幹部候補を目指すケースが多いのですが、三宅さんの場合、音楽職という専門職であるため、下士官にあたる3等海曹(Petty Officer 3rd Class)になっているのだと思われます。

しかし、以前もご紹介しましたが、陸・海・空の各自衛隊音楽隊は、基本的に定年まで音楽一本で生活できるという、日本の音楽界では極めて珍しい安定した職場です。そのため、希望者も多く、音大を出ても、なかなか入隊できないのですよね。

さて、自衛隊音楽隊のヴォーカリストですが、歌を歌う隊員さんもいましたが、ヴォーカリストとして採用されたのではなく、器楽奏者の方が、余暇で身につけた技を披露している‥という感じでした。

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実際、動画ファイルを見ると、三宅3等海曹の場合、さすがに高等学校、大学と専門的に声楽を学んでいただけあって、発声法に歴然とした差があります。なかなか魅力的な歌声ですね。

「吹奏楽と歌」というのは、こちらでは「チロリアンバンド」では当たり前の組み合わせですが、通常のブラスバンドでは、あまり見られません。

最近では、UNIVERSAL MUSICから「祈り~未来への歌声」というCDも発売になり、これがきっかけになって人気急上昇。そのため、出演が決まった「平成25年度 自衛隊音楽まつり」の一般公募については、入場券の当選倍率も大幅に上がったようです。ちなみに友人は、安倍総理、小野田防衛相も観賞した招待講演という「枠」で潜り込んだそうです。

海上自衛隊東京音楽隊という楽団の性格上、各種の公演では、ご本人が歌いたい楽曲ばかりではないかもしれません。しかし、素晴らしい歌声で、海上自衛隊音楽隊の実力を世間にアピールすることには多いに貢献していると思います。

今回の「平成25年度 自衛隊音楽まつり」では、日本武道館という会場の性格上、ブラスバンドも含めてマイクとスピーカーを使った公演だったようですが、ピアノ伴奏のソロ「海のおかあさん」は、マイクなしで歌ってもらえたら‥と思わざるを得ませんでした。そうすれば、彼女の実力を、もっと広く世間一般にアピールできたことでしょう。

しかし、毎年ウィーンで行われるÖsterreichisches Blasmusikfestに、海上自衛隊東京音楽隊がゲストとして、出演しませんかねぇ。「軍楽隊のディーヴァ」は話題になると思いますよ。

という訳で、友人の了解を得て、YouTubeに動画をアップロードしました。是非、お楽しみください。


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