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November 13, 2013

U4でリニューアル工事が始まります

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今日は「ウィーンの地下鉄U4の話題」をお伝えしましょう。

U2のSeeStadtへの延伸、U1の南延伸工事と話題が多いウィーンの地下鉄ですが、2014年からU4のリニューアル工事が行われることになりました。

工事対象区間はHütteldorf -Stadtpark間です。U4はU1・U2・U3と異なり、StadtbahnWDの路線を一部転用して建設された関係で、路盤や施設の老朽化が顕著になっている区間があります。

そのため、今でもSchönbrunnをはじめとする運河沿いの駅は昔の面影を残していますよね。また、全線開通が1981年なので、30年以上経過したことになり、今回、ウィーンの地下鉄では歴史上、最大となるリニューアル工事が実施されることになったものです。

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工事内容はトンネルの補修、路盤の補修、信号システムの更新、駅設備の更新(エスカレーターの設置などを含む)、駅周辺の公園整備など大規模なもので、費用は3.35億Euroと発表されています。

工事は2014年から始まり、完了は6年後の2020年の予定です。何しろ営業しながらの工事ですから、どうしても時間がかかるのでしょう。

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また、Hütteldorf -Schönbrunn間とMargaretengürtel-Kettenbrückengasseについては、列車の運行を止めて工事を行うことも予定されています。現在発表されている計画では、運休期間は前者が2016年5月から9月、後者が2017年7月から8月となっています。

運休中はWiener Linienによって代替え交通機関が用意されることになりますが、現時点では具体的な計画は発表されていません。

なお、それ以外の期間については、列車の運行に影響を及ぼさないように工事が行われることになっています。

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U4は今までも断片的に改修工事を行っており、その際、片方の線路を閉鎖して工事を実施したこともあります。ただ、トンネルや擁壁などの構造物については手を付けていなかったので、今回の大規模リニューアル工事の実施になったのでしょう。

余談ですがU4ですが、Feriにとっては思いで深い路線です。というのはFeriが最初にウィーンを訪問した1979年には、まだHeiligenstadt -Karlsplatz間の路線でした。

Stadtpark駅に立ち寄った時、トンネルの上には、まだStadtBahn時代の架線などが残っており、興味深かった記憶があります。リニューアル工事が完成すると、より安全で快適な地下鉄が実現することでしょう。


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Comments

なるほど、U4号線に関しては施設の大改修工事を行うのですか。やはり、相当老朽化しているので、そろそろやらないといけない時期になっているという事でしょうか。あと、数ヶ月とは言え時期を決めて一部区間運休だそうですか、夏場の観光シーズンには多少影響は出そうですね。地元民はともかく、海外からの観光客は困ると思いますが・・・まぁ、1年間完全運休するよりはマシでしょうか。それにしても、他にも工事をする路線は出るのか気になります。

Posted by: おざきとしふみ | November 18, 2013 21:00

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