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December 30, 2013

EcoTramプロジェクトが行われています

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今日はウィーンで行われている「EcoTramプロジェクトの話題」をお届けしましょう。

ウィーンの新型路面電車ULFは、もともとエネルギー効率も考慮されている車両ですが、さらに省エネを推進するためのテストが、現在、行われています。

この「EcoTramプロジェクト」は、「新エネルギー2020プログラム」の一環として、国の補助金を得て、2009年から行われているものです。当初は要素開発から始まり、機器単独でのテストなどを経て、2013年8月にテスト車両(57号車)が登場しました。

皆さまもご存じのようにULFは大きな窓が特長なのですが、そのため夏は「金魚鉢状態」になってしまい、在来車よりも室内の温度が上がる傾向があります。そのため、最近の車両ではエアコン装備に踏み切った‥という背景もあります。

「EcoTramプロジェクト」のメインは、このエアコンの省エネ特性を向上させようというものです。

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また、エアコン本体だけではなく、側面の窓に特殊なフィルムを貼り、直射日光による室温上昇を抑制しました。

さらにエアコンも熱効率の高いヒートポンプタイプとし、周波数可変型圧縮機、Co2センサーなどが採用されています。このエアコンですが、冷暖房制御に関してはきめ細かい温度制御が可能なインテリジェント制御システムが導入されているそうです。

プロジェクトメンバーの一社であるSIEMENSでは、新システムの導入により、年間で最大3 000万kW/hの電力が削減できるとしています。

現在、「EcoTramプロジェクト」用に改造された57号車は、Oper-Lainz間の62系統で実際にお客さまを乗せて営業運転を行っています。写真のようにプロジェクトカラーに塗り替えられており、かなり目立ちます。なお、営業路線を使ったテストは2014年5月まで行われる予定です。

Feriは、普段62系統は使わないので、実物にお目にかかるのが遅れてしまいましたが、先日、やっと写真を撮影することができました。


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