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December 13, 2013

フォルクスオーパーの「Klassik trifft Volksmusik」

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今日は「フォルクスオーパーのスペシャルプログラムの話題」です。

今シーズン、初めてフォルクスオーパーで上演されることになった演目に「Klassik trifft Volksmusik」があります。Feriの「オーストリア音楽の原点」は「Volksmusik」なので、これは行かない訳にはいきません。しかも、公演は12月11日の一回限り。

Trio Lemmererという民族音楽バンドと、フォルクスオーパー管弦楽団の選抜メンバーによるコラボレーションという、魅力的な内容です。出演は、以下のとおりです。

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-Lena Frankhauserさん(ヴィオラ)
-Anne Harvey-Naglさん(ヴァイオリン)
-Karin Linortnerさん(ギターとボーカル)
-Renate Linortnerさん(フルート)
-Mariagrazia Pistan-Zandさん(ハープ)
―Zita Vargaさん(チェロ)
―Volkmar Fölssさん(コントラバス)
-Franz Lemmererさん(シュタイヤマルク州アコーディオン、SteirischeHarmonika)
―Sigi Lemmererさん(ハックブレット、Hackbrett)
-Robert Meyerさん(語り)

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演奏の途中にRobertMeyerさんの語り(Ensemble classic alpin)が入るという構成でしたが、圧巻はSigi Lemmererさんが奏でるハックブレットの演奏でした。ご存じの方も多いと思いますが、ハックブレットは、ハンマード・ダルシマー(Dulcimer)と同じく金属製の弦を、独特のばちで打って演奏する楽器です。ほぼすべての曲にハックブレットのパートが入っており、その妙技には圧倒されっぱなし‥ 超絶技巧ですね。

Feriは、楽器のことにはあまり詳しくはありませんが、ハックブレットにも、地方毎に色々な種類があるようで、今回、使用されたのは「シュタイアーマルク州ハックブレット」のようでした。また、普段はあまり聴くことがないシュタイヤマルク州アコーディオンの演奏も魅力的でした。

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今回は、シュタイヤマルク州の民族音楽をオリジナルで演奏するというより、フォルクスオーパーのアンサンブルも交えてアレンジしてあるところが、なかなか魅力的でした。また、途中、Karin Linortnerさんによるボーカルが入る曲も披露されました。

演奏内容が特殊なので、来場しているお客さまも地元の方が大多数でしたが、まさしくフォルクスオーパーらしい試み‥と言えるでしょう。

途中、休憩を挟んで2時間。都合18曲が演奏されましたが、このうち民族音楽が14曲でした。残念なのはSigi Lemmererさんの超絶技巧演奏を、ご覧にいれることができないことでしょうか。

Feriは、以前、ハンガリーに行った際、ハックブレットの親戚であるツィンバロムが入った民族音楽を色々と聴き、その調べに聞き惚れたことがありますが、その時のことを思い出しました。

それにしても、こんなプログラムに目を付けて、喜んで出かける日本人はFeriくらいでしょうかね。ちなみに、当日、国立歌劇場のプログラムは「ラ・ボエーム」でした。普通の人は、こちらですよね‥

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フォルクスオーパー |

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Comments

いいですねぇ~!思わずWetter Panoramaを思い出しました (o^-^o) Feriさんはどうやってこういう色々な催しを見つけるんですか?

Posted by: おふら | December 19, 2013 at 05:20 AM

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