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December 26, 2013

やればできる、オーストリア人

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日本では12月25日は平日ですが、こちらは「クリスマス」の祝日です。25日は、若干雲が広がりましたが、日中の気温は10度以上になりました。ただ、風が吹いていたため、若干、体感温度は低く感じた人もいるかもしれません。ただ、例年の底冷えする天気を考えると、穏やかな1日でした。

12月26日、オーストリアは「サンクト・ステファンの日」でお休み。そこで記事も二本立てです。この時期、オーストリア人も「やればできるのに‥」と、強く感じることがあります。

オーストリアでは、工期が決まっている公共工事でも、遅れるのは当たり前。Feriがホイリゲに行くのに使うSバーンの某駅では、今年、リフトの工事が始まり、看板には10月完成となっていたのですが、12月になってもやっと設備が姿を見せただけ。恐らく、このままクリスマス休暇に入ってしまい、使えるのは年明けになることでしょう。

この手の話がザラなのがオーストリアの面白いところ。何しろ「オペレッタ国家」ですから‥ですから、地元の皆さんも、予定がズレるのは慣れっこになっています。

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ところで、アドベントのクリスマス市は12月24日で終了するところが大多数です。最近では、その後も名目を変えて年明けまでやっているところも出てきましたが、これは例外。

で、次に待っているのが、ご存じ、シルベスターのお祭り(パーティー)です。こちらは純粋に飲んで騒いで新年を迎える「お祭り」。で、問題は、その準備。何しろ準備期間が一週間もない訳です。

しかも、旧市街を中心に繰り広げられる「シルベスターの小道」では、各種の飾り付けに加えて、ステージの設置、三角屋根の屋台設置など、やることが沢山あります。
普段は、予定通りに仕事が進まないことが多いオーストリアですが、実は、この時だけは素早い動きを見せます。

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Feriは、今年の25日、シュテファンドームのクリスマスミサに参列するため、9時過ぎに旧市街に入ったのですが、フライウンクのクリスマス市は既に電気の配線は完全に撤去されており、屋台をいつでも移動できる状態でした。

圧巻は、アム・ホーフ広場。既にクリスマス市の屋台は一つも存在せず、いつもの広場に戻ってました。まるで、日本のような早業に脱帽‥ ちなみに2枚目の写真が、クリスマス市の跡形もないアム・ホーフ広場です。

「シルベスターの小道」で中心となるグラーベンにはクリスマス市はありませんが、既にシルベスター用の飾りやステージの設置準備が始まっていました。今年から始まったシュテファンプラッツのクリスマス市も、シルベスターの行事と重なるので、屋台の撤去が急ピッチで進められていました。

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クリスマス市の屋台が、そのまま使えるところは飾り付けをいじる程度で済みますが、撤去した場所に新しい設備を設置するのは、大変です。

そのため旧市街では、重なる会場については、休日返上で撤去と設置の工事を行っている訳です。休日と休日の間にある平日を「窓の日」と言って、休んでしまう民族なのに、クリスマス休暇も返上で、工事に当たっている姿を見ると、「オーストリア人も、やる気になればできるのだなぁ」といつも思います。つまり、能力が低いのではなく、「やる気」になりにくい‥ということなのでしょうね。

なお、民間のコンデトライの中には、25日の朝からショーウィンドウの飾り付けをクリスマスバージョンから、シルベスターバージョンに変える作業をしているところもあります。立ち上がりが早ければ儲かる‥ということなのでしょうかね。

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余談になりますが、以前は、25日の午前中に営業しているのは花屋さんくらいでした。こちらではクリスマスにお宅を訪問する際、花を用意する人が多いので、そのためです。日本の年始参りみたいですね。

また、飲食店の営業も午後からというところが多かったのですが、最近は9時過ぎから営業しているスナックスタンドなども増えてきました。一つは観光客の皆さんが増えて需要が増したこと、そしてキリスト教徒以外の人が増えて従業員の確保が比較的容易になったことが要因だと思います。最後の写真は、25日も9時から営業を始めていたSchottentorのアンカーです。

これが良いのかどうかは、意見が分かれるとは思いますが、クリスマスは家族揃ってすごく風習は、残してもらいたいものです。


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