« アイゼンシュタイン あなたは誰がお好みですか? | Main | 日本風キラキラネームはいかが? »

January 05, 2014

番外編 「ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート2014」日本版

Img_2014_01_01_001

1月1日に楽友協会で行われた「ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート2014」ですが、今回、2回目の指揮を務めたダニエル・バレンボイムさんの評価は、こちらの新聞でも良かったようです。

ところで、「コンサート本編」は国際映像なので、各国とも同じですが、前後と幕間は各国によって番組内容が異なります。

今回、NHKにはスタジオゲストとしてバリトン歌手の甲斐 栄次郎さんと音楽評論家の奥田佳道さんが出演されました。どんな様子だったのかを日本の友人に伝えてもらったので、こちらで当ブログをご覧の皆さま向けに一部をご紹介します(日本で番組をご覧になっている方からすると変な感じかもしれませんが‥)。

Img_2014_01_01_002

まず、甲斐 栄次郎さんですが、羽織・袴の和服で登場。甲斐さんはがっしりとした体格なので、和服も非常にお似合いでした。さすがオペラ歌手‥という感じですね。

また、開演前の解説では、奥田さんが楽友協会資料館を訪れ、オットー・ビーバ博士から、今回のコンサートで取り上げられた楽曲に関するインタビューの模様が紹介されました。

シャーベルナック・ポルカ「害のないいたずら」や、ヨハン・シュトラウスがブラームスにささげたワルツ「もろ人 手をとり」の解説など、興味深い内容だったとか‥ これは従来にはなかった企画だけに、良かったですね。

Img_2014_01_01_003

幕間の解説では、日本とウィーンフィルの関わりが紹介されましたが、1959年11月のウィーンフィル来日公演の映像も紹介されました。東京体育館で行われたウィリー・ボスコフスキー指揮によるコンサートの模様は新鮮でしたね。

当時、日本人が海外へ出かけて行って、本場のコンサートを聴く‥ということは考えられない時代ですから、当時のお客さまもの熱狂ぶりが伝わってきます。しかし、NHKも、こういった歴史的な演奏会の様子をもっと紹介してもらいたいものです。ネタは沢山ありそうですから‥

また、東日本大震災後、ウィーンフィルのメンバーが被災地を訪れて行ったコンサートの模様も紹介されています。

そして、驚いたのは、甲斐さんが撮影したウィーンのモノクロ写真が数点紹介されたことです。このブログでもご紹介した甲斐さんの写真集「ライカで綴る古都ウィーン-音楽が聞こえるモノクロームの風景-」(写真集の詳細はこちらの記事をご覧ください)に掲載されている写真だと思いますが、甲斐さんの作品が全国に広く紹介されたのは、これがはじめてではないでしょうか。

Img_2014_01_01_004

NHKですから、写真集の件は紹介されませんでしたが、甲斐さんの知られざる一面が紹介されて良かったと思います。また、甲斐さんのお話も、抑え気味で非常に好感が持てた‥とのことです。

NHKでは、例年、解説に色々な工夫を凝らしていますが、「最近の中では内容、構成ともに良かった」というのが友人の感想でした。

Img_2014_01_01_005

余談ですが、こちらでは幕間に、バレエの衣装デザインを担当したヴィヴィアン・ウエストウッドの紹介映像が流れていました。

なお、甲斐 栄次郎さんは、2014年前半、2月に新国立劇場の「マダム・バタフライ」に出演の後、3月5日にはウィーンに渡り、楽友協会で行われる「ベートーヴェン第9」(歌うDAIKU inウィーン)に出演、さらに3月23日には日本で「甲斐 栄次郎コンサート&トーク」を開催されるそうです。日本でのご活躍も大いに期待しましょう。


※「人気ブログランキング」に登録しています。この記事がお気に召しましたら、下記のバナーをクリックしていただくとFeriの励みになります

Br_decobanner_201105_b_3

映画・テレビ |

« アイゼンシュタイン あなたは誰がお好みですか? | Main | 日本風キラキラネームはいかが? »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« アイゼンシュタイン あなたは誰がお好みですか? | Main | 日本風キラキラネームはいかが? »