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January 04, 2014

アイゼンシュタイン あなたは誰がお好みですか?

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日本では週末まで「お正月モード」の方が多いと思いますが、皆さまは、どのようなお正月をお過ごしになりましたか。

さて、今日は「オペレッタの話題」をお届けしましょう。ヨハン・シュトラウスのオペレッタ「こうもり」は、ウィーンでは12月31日に特別上演されます。これは、設定が「大晦日のお話」だからですね。

最近のフォルクスオーパーは、シーズンを通してまんべんなく同じ作品を上演するというレパートリー方式から、一定の期間を限定してオペレッタの作品を上演する方向に変わりつつあります。

恐らく出演する歌役者さんの関係だろうと思うのですが、オペレッタ・ファンのFeriとしては残念なところです。

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その中で、「こうもり」だけは、シーズンを通して上演されています(もちろん、上演されない月もありますが‥)。それだけ、出演できる歌役者さんが多いということかもしれません。

Feriは、2013年、フォルクスオーパーで「こうもり」を4回観ていますが、全く同じ出演者の組み合わせはありませんでした。そのため、毎回、出演者の妙技を楽しむことができました。

今日は、その中で「こうもり博士の復讐」のターゲットとなる女好きのアイゼンシュタインについて取り上げてみましょう。

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今年、Feriが観た「こうもり」でアイゼンシュタイン役として登場したのは、Thomas Sigwaldさん(2回)、Sebastian Reinthallerさん、Morten Frank Larsenさんの3人です。

実は、当初、Jörg Schneiderさんが出演する回を観ることになっていたのですが、直前になってThomas Sigwaldさんに変わってしまい、4回、全員違うという計画は流れてしまいました。残念。

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アイゼンシュタインの場合、演出上のキャラクターは明確に設定されていますが、実際に舞台を観ると細かいお芝居は、各出演者は自分の持ち味を存分に発揮しているので、全く雰囲気が違います。もちろん、お相手役のロザリンデに誰が起用されるかでも、雰囲気は大きく変わってきます。

Thomas Sigwaldさんは、どちらかと言うと「威勢は良いが、実は小心者」というキャラを演じさせると上手ですね。

Sebastian Reinthallerさんは、どちらかというと女性に優しい感じのキャラ(女性に目のない嫌らしさは抑え気味ですね)。

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Morten Frank Larsenさんは、堂々とした紳士ぶりで周囲を圧倒していくキャラでしょうか。今年は観ることはできませんでしたが、昨年の来日公演でも登場したJörg Schneiderさんは「調子の良いおちゃらけたキャラ」で、独特の世界を作っています。

アイゼンシュタインのキャラがよく出るのは、一幕の弁護士ブリントとのやり取り、二幕のフランクとの絡み、そして三幕のロザリンデとのケンカといったところでしょうか。

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特に三幕、ロザリンデが自分がアイゼンシュタインから奪った時計を見せつけて、浮気を認めさせる場面。アイゼンシュタインが許しを請うところに歌役者さんのキャラがよく出ます。

余談ですが、2013年12月19日の「こうもり」では、アイゼンシュタインにMorten Frank Larsenさん、ファルケ博士にMarco Di Sapiaさんが起用されましたが、お二人とも「メリーウィドウ」でダニロを演じている歌役者さん。

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主役級が別の役で登場したのですから、豪華なキャスティングです。また、かつてダニロで活躍したKurt Schreibmayerさんもフランクで登場と、これまたダニロだらけになってしまいました。

なお、Morten Frank Larsenさんは、いつもよりちょっとセーブして歌っていましたが、調子が今ひとつだったのかもしれません。最もMorten Frank Larsenさんは、そのくらいでちょうど良いのですが‥

Morten Frank Larsenさんは「いい男」ですから、人気がありますが、皆さまは、誰のアイゼンシュタインがお好みですか?


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Comments

Feri様、
始めまして。
私も大のVolksoperファンでありまして、今回10月末から
1月6日までウイーンに居りました!ブログを拝見すると
同じ時期同じ作品観劇してるかも・・・とうれしくなってコメントさせて頂きました。私は10年間フランクフルトで
勤務しておりましたが日本に帰る前どうしても大好きなウイーンでオペレッタ三昧してみたかったので、Volksoper近くに部屋を借りて滞在しておりました。
因みに私は大のMarco Di Sapiaファンです!
Volksoperもさることながら、Josefstadtstheaterの
作品も大好きで、そういえばMy Fair Ladyのヒギンズで
おなじみのFuettingerさんはあちらのディレクターですよね、R.Meyerもそうだけど、あちらって俳優さんが
劇場のディレクターに就任するんですよね・・・。
またちょくちょくのぞかせて頂きます。
素敵な情報待ってます!

Posted by: Hanna | January 12, 2014 at 05:09 PM

Hannaさま

コメント、ありがとうございます。恐らくご一緒に観覧した日があったと思います。

22日のバザーにいらっしゃれば、お目にかかることができたかもしれませんね。

Marco Di Sapiaさんは、オペラでも活躍しているので、歌唱力には定評がありますね。

機会がありましたらウィーンでお目にかかることができれば幸いです。

Posted by: Feri | January 12, 2014 at 11:05 PM

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