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February 01, 2014

これは何?  Ottakringの変わったベンチ群

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今日は「ウィーンの16区で見つけた変わったベンチ群」の話題をお届けしましょう。

ウィーンの歩道にはベンチが設置されているところもありますが、先日、路面電車の44系統に乗っていたところ、変わった形のベンチが並んでいるところを見つけました。その時は用事があったので、後日、再訪することにしました(自分で言うのも何ですが、好き者ですなぁ)。

変わったベンチが設置している場所はOttaringer Straßeの一部で、路面電車44系統のオルトリーブガッセ停留所手前から地下鉄U6と交差するヘルナルザー・ギュルテル付近までの歩道(両側)です。

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最初、路面電車の車内から見た時は、飲食店のシャニガルテンかな‥と思ったのですが、ベンチのある場所は、必ずしも飲食店の前ではありませんでした。また、ベンチの形も場所によって様々。

一応、統一されたコンセプトで仕様やデザインが決まっているようです。材料は金属製のようで、座面には水抜き用のスリットや穴はありません。そのため、濡れているときに座ると大変なことに‥しかし、穴が開いて金属の背もたれや肘掛けが付いています。

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ベンチの直線上ではなく、曲線になっているのが特長。なかには、うまい具合にファストフードショップの前にベンチが設置されているところもあり、シャニガルテンの代わりになりそうです(ちなみにシャニガルテンを歩道に設置する場合、自治体に道路使用料を支払う必要があります)。

さらにベンチ付近には新しい街路灯も設置されており、夜間はベンチ付近を照らすようになっています。また、一部はベンチに隣接して金属製の花壇も設置されていますが、この花壇、金属をあえて錆びさせている‥という独特のデザイン。

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この通りを歩いていると、中にはベンチの中に何やら不思議な石が置かれている場所もありました。テーブル‥という訳ではなさそうですが、不思議なオブジェです。

さらにビックリしたのは、手動のゲームマシンが設置されている場所を発見。これはサッカーゲームで半球の中にボールが入っており、半球を動かすことによってボールをゴールに入れる‥というものです。上面はガラスになっています。

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さすがに寒い冬の時期、このベンチでくつろいでいる人は見かけませんでしたが、季候が良くなると、のんびりと過ごす人が出てきそうです。アパートからもさほど遠くないので、暖かくなったら、また様子を見に行きたいと思います。

で、気になったのは、何の目的で変わったベンチ群を設置したのか‥ということです。まぁ、普通に考えると歩道の整備に合わせて地域の活性化を促進するため、自治体が主体となって行ったのだろうと思います。

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実際、この区間は歩道の敷石もきれいで、最近、整備されたようです。確かに、人がベンチを利用して滞留してくれれば、街中も賑やかになりますし、場合によっては飲食店や商店の売り上げにも寄与するかもしれません。

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現在のところ、ベンチやオブジェが破損しているところはありませんでしたが、金属製とは言え、こういった公共財を壊す不心得者もいるので、今後、良い状態を維持するのには、それなりの費用と地域住民の支援が必要だろうと思います。

しかし、日本だったら「税金の無駄遣いだ」という声が聞こえてきそうです。


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