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February 28, 2014

挨拶・思いやりの文化

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今日は「日常生活の話題」をお届けしましょう。

郊外のアパートで生活をするようになってから、都心部に出る際には路面電車を使うので、色々なことに気づくようになりました。

ウィーンに限らず、こちらの路面電車はベンチシート(ロングシート)が少なく、進行方向に向いた二人掛けのシートが使われています。

こちらの皆さんは、相席を全く気にしないので、窓際に座っていると、後から通路側にお客さまが座ってきます。となると窓側の席から出る時は、通路側に座っているお客さまの協力が不可欠‥ということになります。

で、こちらの方の対応を見ていると、だいたい窓際のお客さまが立ち上がる直前、「すみません」(Entschuldigung)と隣のお客さまに一声かけます。

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すると隣のお客さまは、一旦席を立つ、もしくは体を横へ向けて「どうぞ」(Bitte)と一言。奥のお客さまが通路へ出ると「ありがとう」(Danke)と言って、電車を下りて行きます。

まぁ、考えてみれば当たり前の行為なのですが、最近、日本では電車から降りるときに声をかけずに、いきなり押してくる人が多いことを考えると、新鮮な感じがします。

もちろん、すべての人がやっている訳ではありませんし、路線によっても差があるようです。しかし、だいたい、この流れの人が多いですね。ちょっとした挨拶ですが、やはり強引に出られるよりは、お互いに気持ち良く過ごすことができると思います。

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このほか、車内には優先席がありますが、それ以外の席でも若い人がお年寄りに席を譲るシーンを、よく見かけます。こちらのお年寄りの中には足の悪い人が多いので、譲られた場合も、“Danke”とお礼を言って、席を利用しています。席を譲るのは、ウィーンに住んでいる人(必ずしもオーストリア人とは限りませんが‥)が多いようです。

ところで、友人の話では、日本のスーパーマーケットでは、チェッカーさんの声かけにも、一言も返事をせずに買い物をするお客さまが激増しているとか‥ちょっと寂しいですね。

スーパーマーケットで思い出しまたが、先日、Feriはこんな経験をしました。こちらのスーパーマーケットは、日本と異なり、込んできても急にレジを開けることはほとんどありません。そのため、連休前はタイミングが悪いと、レジに長蛇の列‥ということが‥

その日も、連休前でレジが込んでいました。Feriは、たいした品数ではなかったのですが、列に並んでいたところ、前の女性がニコッと微笑んで、「お先にどうぞ」と順番を譲ってくれました。せっかくなので、「ありがとう」とお礼を言って、先に会計を済ませました。

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正直、Feriにとっては、初めての経験だったのですが、こちらに長く済んでいる友人の話では、比較的よくある話だそうです。良い、悪いという話ではなく、Feriは、日本で、このような経験をしたことがなかったので、新鮮な驚きでした。

日本でも先日、関東地方で大雪が降った際、友人の話では、隣近所が協力して除雪を行う、行きで狭くなった歩道ではお互いに譲り合うという経験をしたそうです。

国は問わず、こういった「挨拶や思いやりの文化」は、残していきたいものです。


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