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February 21, 2014

バリアフリー対策 意外と細かい配慮が‥

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20日のソチオリンピックでは、ノルディック複合団体ラージヒルが行われ、オーストリアは3位になり、銅メダルを獲得しました。日本チームの活躍も期待していたのですが、ジャンプで出遅れたのが残念でしたね。とは言ってもクロスカントリーで順位を一つあげて5位になったのは、たいしたものです。

しかし、オーストリアがノルディック複合でメダル‥というのも意外な気がします。ジャンプはわかるのですが、クロスカントリーが‥

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一方、日本勢ではフリースタイルスキー女子ハーフパイプで、小野塚彩那選手が見事、銅メダルを獲得しました。新種目でのメダル獲得、おめでとうございます。この手の種目は欧米勢が強い中で、がんばったと思います。

反面、日本から3名の選手が参加したフィギュアスケート女子シングルは、残念な結果になりましたが、最後に浅田選手が、素晴らしい演技を見せてくれましたね。

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さて、今日は公共交通機関の「バリアフリーの話題」をお届けしましょう。

世界的な流れを受けて、こちらでも公共交通機関のバリアフリー対策が進んでいます。

例えばウィーンの超低床式路面電車ULFなどは、その代表でしょう。停留所から乗る際、ほとんど段差がありませんから、ベビーカーや車いすも比較的容易に乗車することができます。

ただ、ほとんど段差がないULFですが、運転台の後ろに設けられている車いす用スペースに対応する最前部ドアには、折りたたみ式のスロープが取り付けられています。使う場合は、運転士さんが床に埋め込まれているスロープを180度開いて停留所との段差を完全になくすようになっています。

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この方式は路線バスでも採用されています(路線バスの場合、中央ドアが車いすスペースに隣接しているため、このドアにスロープが取り付けられています)。Feriは、路面電車でスロープを使っている場面は見たことはありませんが、先日、13Aのバスでスロープを使って、車いすを搭載している場面に遭遇しました。

一方、こちらの鉄道は、今までホームが極端に低く、列車に乗るのにはステップを数段、登らなくてはなりませんでした。今でも古い車両は、数段のステップの付いている仕様で、乗るときは「よっこらしょ」という感じです。大きなトランクなどを持っているお客さまは、乗り降りが難儀ですね。

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しかし、最近の短距離・近距離電車は乗降口を低くして、ホームとの段差をなくす工夫をしています。日本の場合、JR、私鉄とも車両とホームの段差が意外とありますよね。これは大量の人を運ぶため、重くなると「床の高さ」が下がってしまうため、予め車両側を高くしているのかもしれません。

一方、ウィーンの地下鉄では、路面電車スタイルのU6系統も含めて、今はホームとの段差は、ほとんどありません。そのため、ベビーカーなどを乗せる際も、ちょっと持ち上げる程度で簡単に乗車できます。

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さらに、地下鉄の新型電車では、一部の扉にホームとの段差を完全になくすための「渡り板」が取り付けられています。どのような仕組みかと言えば、列車が駅に停車すると車両の方から渡り板が自動的に繰り出すようになっており、写真のように渡り板がホームに乗っかる仕組みです。

当たり前ですが、段差や隙間は完全になくなります。この仕組みに気がついている人は少ないようですが、Feriは初めて見たとき、正直、ビックリしました。これならば段差や隙間が障害になることは、全くありません。ただ、全車両の出入り口に設けられている訳ではなく、先頭車の運転室よりの出入り口だけのようです。

また、ほとんどの地下鉄駅にはリフト(エレベーター)が設置されているので、ベビーカーや車いすのお客さまも、スムーズに地下鉄を利用することができます。


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鉄道のお話 |

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Comments

Feri さん、こんにちは。

いつも何とかして欲しいと思っているのが、空港と市内の往復に利用している S7 です。
旧型の車両が使われている為、2段ですが、かなり高いステップがあり、スーツケースの上げ下ろしに大変苦労します。
他の Sバーンは新型に置き換わりつつあるのに(S45 などはほぼすべて新型)、空港に行く Sバーンこそ、早目に考えて欲しいものです。
それとも、料金の高い CAT を利用させようという魂胆なのでしょうか?

Posted by: Steppke | February 21, 2014 08:37

Steppkeさま、こんにちは。

おっしゃるようにS7はステップのある電車が使われていますが、ÖBBとしてはCATを使ってもらいたいのが本音でしょう(とくに海外からのお客さま)。

また、空港連絡については、バスもあるので、正直、Sバーン沿線の方以外は、専用アクセスを使って欲しいというのだろうと思います。

まぁ、そうは言っても、バリアフリー化は急務なので、いずれ新型車両に置き換えられると思いますが‥

Posted by: Feri | February 21, 2014 10:32

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