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March 02, 2014

今は重鎮、Josef Luftensteinerさん

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今日は「フォルクスオーパーの歌役者」の一人Josef Luftensteinerさんにまつわるお話です。

Feriがフォルクスオーパーでオペレッタを観だした頃、「若手の脇役」として出演していたのがJosef Luftensteinerさんです。

フォルクスオーパーによく出ているバリトンの歌手です。彼は、オーストリアのバルセー生まれで、ウィーン少年合唱団に5年間在籍していたようです。その後、ウィーン国立音楽大学声楽科で学び、1984年からウィーン・カンマー・オパー、1985年からグラーツ歌劇場に出演するようになったそうです。

フォルクスオーパーには、1987年から出演しています。よく日本で上演されるウィーンの名を冠した「ニューイヤー・コンサート」でも、ソロパートとしても、来日していました。

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フォルクスオーパーでは、オペレッタはもちろん、オペラにも出演するなど幅広い活躍をしています。私個人としては、オペレッタに出演している時のルフテンシュタイナーに魅力を感じるのは言うまでもありません。

私がフォルクスオーパーで見ているオペレッタでも、“こうもり”(フランク)、“ウィーン気質”(ヨセフ)、“チャールダーシュの女王”(ボニ)、“メリーウィドウ”(ツェータ男爵)、“白馬亭にて”(レオポルト)などに出演しています。

基本的に「いい人」という役が多いルフテンシュタイナーさんですが、オペラ「リゴレット」では、憎まれ役のMarulloを演じていましたね。

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オペレッタの場合、歌がうまいだけでは務まりません。お芝居も重要な要素なので、演技力も必要になってきます。それに加えて、ダンスが上図だと申し分ありません。ルフテンシュタイナーさんは、私の独断ではありますが、オペレッタに必要な演技力があり、お芝居も上図です。

また、ダンスもこなすので、オペレッタ歌手にはピッタリの存在です。個人的には、2002/03シーズンくらいまでSándor Némethさんとの共演も多かった“チャールダーシュの女王”のボニと “白馬亭にて”のレオポルトが気に入っています。

今は貫禄がついてしまいましたが、ボニで出演していた頃は身のこなしも軽く、青年貴族の雰囲気がよく出ていました。また、Sándor Némethさんと絶妙なコンビが良かったですね。

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ただ、残念なのが、本来、バリトンであるにもかかわらず、テノールのパートを担当せざるを得ないことがある点です。“白馬亭にて”のレオポルト役は、本来、テノール歌手が務めることになっています。

しかし、2003/2004シーズンでは、テノール歌手の適役がいないためか、フルテンシュタイナーさんが起用されました(雰囲気はピッタリで、演技も上手でした)。得意なパートではないためか、ミュージカルのようにマイクをつけて歌っていたのが印象的です。

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最近は、オーストリア出身のオペレッタ歌手が減ってきているだけに、本当はもっと活躍してもらいたいものです。
彼は、ウィーン少年合唱団出身のオーストリア人。ある意味、正統派の流れを汲む歌役者さんと言えるでしょう。

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ただ、ルフテンシュタイナーさんは、主役で起用されるケースは少なく、脇役に起用されることが多いですね。フォルクスオーパーでの数少ない主役が「白馬亭にて」のレオポルトでしょうか。

現在、ソリスト組合の幹部に就任されているようで、舞台での活躍以上に、ソリスト組合主催のクリスマスバザーの企画・運営をはじめ、劇場側との各種交渉など、バックステージでのお仕事が忙しくなっているようです。

しかし、Feriがオペレッタを見始めた頃は、「若手」だったJosef Luftensteinerさんが、重鎮として活躍している姿を拝見すると、「時代の流れ」を感じざるを得ませんね。


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フォルクスオーパー |

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Comments

何年頃か覚えていませんが、ずーっと昔(前世紀)に「白馬亭」で若い彼を観ています。その頃は一寸ヤンキーぽい感じであまり好きではなかったのですが、彼も近年「こうもり」などで観ると白髪交じりの渋い中年になって良い雰囲気を出していますね。何となく舞台の引き締め役にもなっているようでこれからも長く活躍してほしいタレントの一人です。

Posted by: ユニコーン | March 02, 2014 at 12:34 PM

ユニコーンさま

おっしゃるとおり、最近では貫禄も出てきました。ただ、バックステージのお仕事もお忙しいようで、舞台ではあまりお目にかかれなくなっているのが、残念です。

Posted by: Feri | March 02, 2014 at 01:58 PM

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