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March 06, 2014

スーパーマーケットよもやま話 「Tokyoto Soba」

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今日は「スーパーマーケットで販売されている日本食材の話題」をお伝えしましょう。

最近、ウィーンでは普通のスーパーマーケットでも、ちょっと規模が大きいところでは、和食に必要な食材を販売するところが増えてきました。

こちらの米はもちろんのこと、日本メーカーの継続的な活動により、醤油は、かなり一般的になってきました。それ以外でもチューブ入りのワサビや海苔なども見かけることが多いですね。さらにインスタント味噌汁などを置いているお店もあります。いずれも「海外食材コーナー」に、中華や東南アジアの食材と一緒に陳列してあります。

そんな中で異色を放っているのが「Tokyoto Soba(Buckwheat Bandnudeln)」という乾麺です。1パック300gで、最近のものは100gずつ縛ってあるようです(そう、Feriは買ったことがないので何とも言えません‥)。

パッケージには外国語表記に加えて漢字で「蕎麦」の文字が入っており、異国情緒を誘います(日本人のFeriが言うのも変ですが‥)。

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日本人の場合、「そば粉の含有率」にこだわる人が多いですが、この「Tokyoto Soba」は、果たして、どの程度、そば粉が入っているのでしょうね? 

日本では日本農林規格(JAS)で、乾麺類の規格が決まっており、「干しそば」は「乾麺類のうち、そば粉を使用したもの」、「乾めん類」は「小麦粉又はそば粉に食塩、やまのいも、抹茶、卵等を加えて練り合わせた後、製めんし、乾燥したもの(前記に調味料、薬味を添付したものも含みます)」と定義づけられています。

さらに「干しそば」の原材料は「そば粉、小麦粉、やまのいも及び海藻(つなぎに使用する場合に限る)、食塩」と定められていますが、「Tokyoto Soba」はJAS規格に則っているかどうかは不明です。

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日本では「○人前」と表記するケースが多いですが、300gだとおおむね3~4人前になりますね。

お値段は300gで1.69Euroなので、今のレートだと240円弱。日本国内では安いものは200gで60円位から販売されていますが、正直、海外で販売されていることを踏まえると、安すぎますね‥ 

ところで、この商品名ですが「Tokyo Soba」ならば、まだわかるのですが、「Tokyoto Soba」となっているところがミソ。漢字表せば「東京都 蕎麦」ということになると思います。

東京都内でも深大寺や高尾をはじめ、蕎麦が有名な場所はありますが、いわゆる「日本を代表する蕎麦の名産地」というのにはちょっと抵抗があると思います。

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なぜ、「Tokyo Soba」ではなく「to」と入れたのか‥いつも、この商品を見るたびに頭を悩ませるFeriです‥ もっとも、2020年に東京オリンピックの開催が決まりましたから、今後は、このネーミングの方が良いかもしれません。
しかし、蕎麦が好きな日本人などを対象としているのであれば、こんな変わったネーミングはしないと思いますので、作っている方は、現地の人をターゲットに設定しているのでしょう。

ところで、「焼きそばの話題」でも、盛り上がったことがありますが、基本的に、こちらの皆さんは、音を立てて「啜って食べる」という行為はマナー違反なので、熱い汁そばを食べるのは苦手ではないかと思います。まぁ、「ざるそば」にすれば、何とかなると思いますが‥

また、刺身や寿司に調味料として醤油をちょっと付けるのは大丈夫そうですが、関東風のように醤油がきつい汁は、ちょっと厳しいかもしれません。

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実際、オーストリアの方が、どの程度、この「Tokyoto Soba」をスーパーマーケットで購入して、食べているのかは知る由もありませんが、最初に発見したときは、正直、驚きました。

このように「和食の食材」は、アイテム数は少ないですが、BILLAやSPARのような大手スーパーマーケットでも販売されるようになってきましたが、こちらにお住まいの日本人からすると、圧倒的に商品の種類が少ないのが問題です。

ウィーンでは、ナッシュマルクトにある日本屋さんが、一番品揃えが多いようですが、どうしても数量が少ないため、お値段がネックになるケースも多いとか‥まぁ、これだけは需要と供給の関係ですから、難しいですよね。

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ところで、こちらの皆さんが、和食の食材をお買い求めになる「穴場的な存在」が、韓国の方が経営しているアジア食材を扱っているスーパーマーケットです。

代表的なのは6区にあるお店(最後の写真が、そのお店です)。一見すると韓国系の食材が多そうな気がしますが、実はお店の奥に行くと、ビックリするくらい大量の日本の食材が並んでいます。麺つゆをポン酢をはじめとする調味料はもちろん、日本人にとっては懐かしい日本製のカップ麺なども並んでいます。

韓国籍のお客さまだけでは、商売が難しいのか、このお店では様々な情報発信などを通じて日本人のお客さま誘致にも力を入れているようです。本国同士は、今、何となくギクシャクしていますが、こちらで生活している人は、それこそ「生活がかかっている」訳ですから、良い意味で商売として割り切っているのかもしれません。まぁ、これが普通だと思いますが‥

話が横道に逸れてきたので、今日は、このあたりで‥


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