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April 24, 2014

今シーズン限り? 「ローマで起こった奇妙な出来事」

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今日は「ミュージカルの話題」をお伝えしましょう。

2011/12シーズンにプルミエが行われたミュージカル「ローマで起こった奇妙な出来事」。フォルクスオーパー版、最大の特徴は、事実上の主役である奴隷のプロロガスをRobert Meyerさんさんが演じていたことです。

当たり前ですが、マイヤーさんが主役を務めたことで、プルミエは大成功。が、Feriはマイヤーさんが出ていた公演を観るチャンスがなく、時が流れてしまいました。

ちなみに、前回、Feriが観た時は、プロロガスが何と男性から女性に交代。プロロガスを務めたSigrid Hauserさんは、女性版マイヤーさんといった感じでした。

2013/14シーズンも「ローマで起こった奇妙な出来事」は継続上演されましたが、ついにRobert Meyerが登場。という訳で観に行ってきました。

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指揮はDavid Leviさん。当日のキャストは、以下のとおりです。

-プロセドラス:Robert Meyerさん(前回はSigrid Hauserさん)
-セネクス:Herbert Steinböckさん
-ドミナ:Dagmar Hellbergさん
-ヒーロー:Oliver Lieblさん(前回はPaul Schweinesterさん)
-フィリア:Johanna Arrouasさん(前回はBettina Mönchさん)
-ヒステリアム:Boris Pfeiferさん
-ライカス:Sigrid Hauserさん(前回はWolfgang Gratschmaierさん)
-マイルス・グロリオーザス:Alexander Traunerさん
-エロニアス:Gernot Krannerさん
-双子の娼婦:Eva Prennerさん
-双子の娼婦:Bettina Schurekさん
-娼婦:Jennifer Kossinaさん
-娼婦:Caroline Ciglenecさん
-娼婦:Lynsey Thurgarさん
-娼婦:Clara Mills-Karzelさん
-ローマ兵:Veró Wagnerさん
-ローマ兵:Christian Petruさん
-ローマ兵:Timo Verseさん

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前回、Feriが観た時、プロセドラスを務めたSigrid Hauserさんは「置屋の女将」ライカスで登場です。前回はライカスが男性のWolfgang Gratschmaierさんでした。

お話は紀元前200年、ローマ。自由の身を求めるずる賢い奴隷プロロガスは、ある日、若主人のヒーローが隣の窓から顔をのぞかせる娼婦のフィリアに一目ぼれしたことを知り、2人の仲が上手くいけば、自由の身になれるという約束を取り付ける事に成功します。


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念願の自由を手に入れるため奮闘するプロロガスですが‥てんやわんやの大騒動に‥最後は当然ながらハッピーエンド。プロロガスも自由の身になって、旅立っていきます(6枚目の写真が、その場面)。

演出は、基本的に前シーズンと同じだと思います。以前と同様、開演前、オーケストラピットがアップした状態。実はオーケストラピットにプロセドラスが横笛を吹いて混じっているのです。

演奏後半、プロセドラスがピットから舞台のプロンプターボックス上へ移動し、口上を述べる場面でます。このタイミング、オーケストラピットはジャッキダウンして、通常の状態に戻ります。

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また、舞台装置は、「キス・ミー、ケイト」などと共通する明るく、メルヘン調のものです。ミュージカルなので、オーケストラの編成も通常とは異なります。余談ですが、ドラムセットはYAMAHA製でした。

前回もご紹介しましたが、歌手の台詞が、マシンガントーク状態なのが特長です。後半は、偽フィリアが2人も登場するなど、歌は少なく吉本新喜劇を思わせるドタバタ劇になります。ただ、台詞が面白いので、客席は爆笑の渦‥

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さて、Meyer版を観ての感想ですが、「Robert Meyerさんによる、Robert Meyerさんのための作品」という印象です。とにかく「大将が主役」です。

マイクを使うため、Robert Meyerさんが歌う場面も多く、正に看板歌役者。Sigrid Hauserさんがプロセドラスを務めた回と比べると、圧倒的にお客さまの反応が良いいですね。まぁ、当たり前ですが‥

逆にSigrid Hauserさんもライカスの方が、自分のキャラクターを前面に出して演じられるような感じです。ライカスは「置屋の女将」ですから、やはり女性のSigrid Hauserさんの方がピッタリ。彼女のキャラにも会っているようでした。

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とにかくRobert MeyerさんとSigrid Hauserさんが、一緒になると大変なパワーです。何しろ、いつも目立つフィリアのJohanna Arrouasさんが、かすんでしまうのですから、二人のキャラがいかに凄まじいか‥

ただ、例によってRobert Meyerさんは決して、笑わないのですよね。まじめな顔をして、喜劇を演じているところが、彼らしいところです。

理屈抜きに楽しい‥Meyer一座公演‥という感じでした。なお、Robert Meyerさんが出演するミュージカルだったので、オペレッタよりも客席は埋まっていました。営業的に考えると、これくらい埋まってくれると助かるのでしょうが、オペレッタファンのFeriとしては、微妙な心境です。

なお、既にご紹介しているように、2014/15シーズンはミュージカルが大幅に増えますが、「ローマで起こった不思議な出来事」は、外れました。個人的には趣味の悪い「スウィーニー・トッド」よりは楽しめるので、こちらを継続してもらいたかったのですが、まぁ、色々な事情があるのでしょう。

という訳で、5月も上演されているので、Robert Meyerさんの怪演をご覧になりたい方は、今シーズン中にどうぞ。

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