« 意外なチョコレート大国は‥ | Main | やっとできました Sバーンのリフト »

April 19, 2014

何と木組み、架設スロープ

Img_2014_03_0518_001

今日は「建設工事現場の話題」をお伝えしましょう。

建設工事については、意外とお国柄が反映されるものです。ウィーンでは、古い建物を修復する場合、金属製の足場を組んで、作業をするのが一般的です。これは建物の高さが比較的低いためだと思われます。

さて、先日、アパートの近くを歩いていたところ、病院で改修工事を行っていました。どうも屋根部分を中心とした改修工事なので、建物全体に足場を組んではいませんでした。

ただ、工事現場の手前に別の建物があるため、直接、資材などを屋根に上げるのが難しいようで、手前の建物の屋上を中継基地にして資材の搬入などを行っているようでした。

資材の運搬や作業員の移動を楽にするため、地上から手前の建物の屋上までスロープが設置されていたのですが、これが何と木組み。強度を保つため、トラス構造を採用した見事な仮設スロープです。

Img_2014_03_0517_001

オーストリアは、元々、林業が盛んですから、地方に行くと木組みの橋などを見かけることがあります。また、建設資材に木材を使うことは珍しくありませんが、こういった仮設スロープを木材で作っているのは、Feriは初めて見ました。架設するのにも結構、手間がかかっていそうな感じがします。

普通、こういった仮設スロープは金属製の足場を組んで作ることが多いと思いますが、なぜ、木組みにしたのか‥その理由はよくわかりません。必ず理由があると思うのですが‥

スロープなので、床が金属だと滑る可能性がありますが、それでしたら、枠組みは金属で作り、床の部分だけ木製にするという手もありますよね。

Img_2014_04_1945_001

その後、アパート近くの建物改修現場で、今度は木組みのタワーを発見。こちらは建物の外壁を修復する工事個所については、通常の金属製の足場を組んでいましたが、屋内の改修に必要な資材の搬入、廃材の搬出に使う工事用リフト(エレベーター)のプラットホームが完全に木組みのタワーになっていました。

ちょうど写真で側板がついている場所が室内への出入り口とつながっているようです。あいにくFeriが通りかかった時は、使っていなかったのが残念ですが、ウィーン中央駅の見学スポットである展望タワーBahnoramaを思わせる仕様です。

もちろんBahnoramaは常設の施設なので、木造ながらしっかりとした作りなのに対し、こちらは作業用のタワーなので、そこまでしっかりはしていません。しかし、木造の仮設施設についてもちゃんとしたノウハウがあるのですね。

ちなみに、以前、U6のJosefstädter Straße駅が大規模改修工事中で、建物内の階段が使えなかったことがあるのですが、その時は、外側に金属製の足場を組んだ仮設階段が設置されていました。

※「人気ブログランキング」に登録しています。この記事がお気に召しましたら、下記のバナーをクリックしていただくとFeriの励みになります

Br_decobanner_201105_b_3

街角の話題 |

« 意外なチョコレート大国は‥ | Main | やっとできました Sバーンのリフト »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 意外なチョコレート大国は‥ | Main | やっとできました Sバーンのリフト »