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April 20, 2014

やっとできました Sバーンのリフト

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今日は「遅れていた公共事業の話題」をお届けしましょう。

日本では、特別の事情がない限り、公共事業の完成が大幅に遅れることはないと思います。特に工事の完成が期末を越える‥ということは、まず考えられません。

が、オーストリアでは、公共工事の完成が遅れることは、日常茶飯事。期末を越えてしまうこともザラです。FeriがSievering方面に行く時に利用するS45のOberdöbling駅は堀割になっているため、今まで、ホームから地上に出るためには階段を使わなければなりませんでした。

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そこでバリアフリー化の一環として、昨年、リフト(エレベーター)の設置工事が開始されました。工事現場には「2013年10月完成予定」と表示されていましたが、ご多分に漏れず工事は遅れ、2014年12月になって、やっとリフト本体の設置が完了したものの、付帯工事が遅れに遅れて、年内には運用が開始‥とはなりませんでした。

右の写真は2013年12月中旬のものですが、どう考えても、リフト周辺の工事がすぐにできあがるとは思えない進捗状況です。日本と異なり、クリスマスになってしまうので、この時期の追い込みは難しいだろうな‥と思っていました。

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結局、年を越してしまい2014年になって、完成。運用開始となりました。こちらは通常、暦年で予算が設定されているので、年明けに完工ということは、設定されている期間を跨いでしまったことになるのですが、問題にならなかったのでしょうかね。

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なお、リフトの設置に合わせて、階段のリニューアルも行われました。従来、リフトがなかったため、自転車利用者用のため、階段には金属板によるスロープが設置されていましたが、これが階段中央の手すりとともに取り外されました。ちなみに左写真の上が改装前、下が改装後です。

さらに、階段や駅舎の塗替も行われ、きれいになりました。さらにピクトグラムも新しいデザインに変更されています。なお、リフトはホームが堀割にある関係で、駅舎の奥に設置され、駅舎とは新しい通路で結ばれています。

2枚目の写真は、改装工事完了後のOberdöbling駅の駅舎ですが、左右に新しくリフトにつながる通路が新設されています。この通路は、直接、表とつながっているほか、キップの自動販売機がある駅舎内ともつながっています。

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S45の駅はオットー・ワグナーが設計した風情あふれる施設が多いのですが、Feriの最寄り駅であるHernalsなどでは、かなり前にリフトが設置されていました(逆に高架駅なので、設置しやすかったのかもしれません)。

Feriは、全駅を確認していないので、断言はできませんが、これでS45の駅も大部分はリフト付きになったと思います。

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