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April 08, 2014

Robert Meyerさんのフロッシュ

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今週、フォルクスオーパーの2014/15シーズンのプログラムが発表になります。さて、オペレッタには、何がラインナップされるでしょうね? 期待もありますが、不安も‥

さて、フォルクスオーパーのダイレクターであるRobert Meyerさんは、劇場運営や演出だけでなく、役者(歌役者)さんとしても、よく出演されます。

先日、お届けして「伯爵令嬢マリッツア」では、3幕だけですがペニジェクとして登場し、客席を大いに沸かせました。このほか、オペレッタ「メリーウィドウ」のニグシュ、ミュージカル「ローマで起こった奇妙な出来事」のプロセドラスなど、よく出ています。

以前は比較的出ていたのに、最近ご無沙汰なのか「こうもり」のフロッシュです。最近では、大晦日公演のような特別な場合以外は、まず出てくることはありません。

ところが、何があったのか知りませんが、3月27日の公演で、久しぶりにフロッシュとして出ることになりました。直前で交代…にならないか心配だったのですが、予定通り、出演し、楽しい一夜を過ごすことができました。

当日の指揮はRainer Roosさん。主なキャストは、以下のとおりです。

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-アイゼンシュタイン:Sebastian Reinthallerさん
-ロザリンデ:Ulrike Steinskyさん
-アデーレ:Rebecca Nelsenさん
-イーダ:Klaudia Nagyさん
-ファルケ博士:Julian Orlishausenさん
-オルロフスキー公爵:Alexandra Klooseさん(Annely Peeboさんから交代)
-アルフレード:Alexander Pinderakさん
-イワン:Stefan Tanzerさん
-フランク:Josef Luftensteinerさん
-フロッシュ:Robert Meyerさん
-ブリント:Gernot Krannerさん

指揮のRainer Roosさんは、Feriは初めて見る方(客演らしいですが…)。オーケストラの手助けもあってか、無難な感じの演奏でした。

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アイゼンシュタインのSebastian Reinthallerさん、ロザリンデのUlrike Steinskyさんともに大ベテランのKSだから、歌、お芝居ともに申し分ありません。いつもとちょっと趣向を変えたお芝居もあって、何度見ても楽しですね。

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アデーレのRebecca Nelsenさんは、自分はお初。比較的細身で背が高く、歌の仕上がりはまずまずですが、お芝居が全体的に不自然な感じ… 「彼の地から来た従兄弟」でユーリアに起用されていた歌手でしたが、あの時も、Feriの感想は今一という感じでしたね。

その分、イーダのKlaudia Nagyさんが大張り切り。2幕以降、アデーレのお株を奪った怪演でした。

ファルケ博士のJulian Orlishausenさんは、何回か観ているが、なかなかいい男で、役もこなれてきた感じがします。

オルロフスキー公爵のAlexandra Klooseさんは、いつもながら良い感じ。声はあまりきれいな方ではないのですが、存在感があるので、Feriは好きです。

Josef Luftensteinerさんのフランクですが、Feriは2013年5月末以来… お久しぶりでしたが、ベテランなので余裕を持ってフランクを演じていました。

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アイゼンシュタインのSebastian ReinthallerさんやフロッシュのRobert Meyerさんとのコンビも慣れたもの…2幕と3幕では、アドリブ連発で楽しい舞台でした。

お客さまの多くが期待していたのは、当然、3幕の主役Robert Meyerさんのフロッシュ。最近では、ほとんどフロッシュとして出演することがないだけに、貴重な機会です。

しかし、Robert Meyerさんは「何の役」をやってもRobert Meyerカラーになってしまうのが特長(つまり、本人のキャラが立ちすぎている、個性が強すぎる…ということです)。この日もMeyer節全開。

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当たり前ですがアドリブのギャグは連発。お芝居もアドリブが目立ちます。例えば、アフルレードに賄賂を返す際には、自分のズボンからお金を出して、「倍返し」にしていたのはダイレクターならでは… 

とにかくRobert Meyerさんのお芝居に期待している地元のお客さまが多いため、大爆笑の渦。ただ、Robert Meyerさんは、舞台上では決して笑わない人です。いつも生真面目な表情でお芝居をやっています。まぁ、たいした人です。やはりRobert Meyerさんのアドリブが効いたのか、お開きの時間が10分ほど押してしまいましたが…

しかし、KSクラスの歌役者さんが主役に起用され、かつRobert Meyerさんのフロッシュが観ることができる貴重なチャンスであるにもかかわらず、満席にならないところにオペレッタの厳しい現状があるような気がした一夜でした。

Feriとしては、大満足だったのですが、商売としては、厳しい現実を突きつけられた気がしましたね。


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オペレッタ |

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