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May 21, 2014

RailJet‥その後 久しぶりに乗りました

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今日はÖBB自慢の「RailJetの話題」です。

今回、ウィーンからグラーツ遠征に際して、往復ともRailJetを使いました。以前よりも本数も増えて、1時間に1本程度運転されるようになりました。

2012年1月に、このブログで詳細をお伝えしました(詳しくはこちらから)が、しばらくぶりに乗ったところ、色々と変わったところもあるので、最近の様子をご紹介しましょう。

まず、Premiumクラスという名称がBusinessに変更となりました。その結果、最上級がBusiness、次がFirst、Economyという感じ。飛行機の場合、Firstが最上級で、次がBusinessになるので、ちょっと不思議な感じがしますね。

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編成や車内設備は従来と同じで、グラーツ方面の南鉄道では、機関車はウィーン側に連結されており、2等車4両、ビストロ(軽食堂車)1両、1等車1両、1等・Business合造車(運転台付き)1両という7両編成です。

今回は乗り比べの意味もあって、行きはEconomy、帰りはFirstにしてみました。

Economyについては、両側二人掛けで、座席は固定式。配置は「集団見合い方式」となっています。実際に座ってみるとバックレストが意外と高く、安定感がありました。背が低いFeriなどは、前方のお客さまが見えないので、落ち着いた感じがしました。

座席はリクライニングしませんが、中途半端にリクライニングするよりも、このように座席の形状を工夫した方が良いかもしれません。隣が空いていたこともありますが、Economyでも全く疲れませんでした。

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ウィーンとザルツブルクを結ぶ幹線の西鉄道は、山岳地帯がないこともあり、運行当初から無料Wi-Fiサービスが運用されていました。しかし、途中、セメリングがある南鉄道では、Wi-Fiサービスの導入は見送られていました。

ところが、今回、利用した際にはセメリングの区間も含めて無料Wi-Fiサービスが使えました。RailJetの車内で、自分のブログを見るのも不思議な気がします。

車内販売ですが、Firstについてはビストロの係員が個別にオーダーを取り、座席まで持ってくる形です。今回、Feriは利用しませんでしたが、従来同様、ガラスや陶器の食器を使った本格的なサービスです。

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また、Firstでは乗車直後にお菓子の無料配布がありました。以前はドリンクもついていたのですが、これはなくなってしまったようです。残念。また、車掌さんが新聞を配っているところは、飛行機のようです。

一方、Economyについてはワゴンによる車内販売が行われています。が、ここですごいのがNespressoのマシンを搭載しており、オーダーが入ると客席から電源を取って、その場でエスプレッソなどのカフェを入れてくれます。また、軽食などはワゴン内に透明のショーケースがあり、そこに入っています。

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いくら電源がとれるからと言って、ワゴンサービスでNespressoマシンを使うとは‥ただ、オーダーが入ると、販売員が電源を確保して、準備を始めるので、若干時間がかかります。また、その間、通路は事実上、ふさがれてしまうので、移動したいお客さまは迷惑千万。まぁ、このあたり、難しいところですね。

天井から下がっているマルチディスプレイの表示は、前回と同じく行き先、乗換案内、現在の速度、現在地などが順番に表示されます。現在地は、前に利用した際は、地図とずれているケースが多かったのですが、今回は精度が上がっていました。何か手を加えたのでしょうかね。

前回はBusinessの客室を見学することができなかったのですが、今回、グラーツ出発前に時間があったので、ちょっとだけ見ることができました。5枚目の写真がBusinessの客席です。Fastとは明らかに仕様がことなっていますね。リクライニングも電動のようでs。

片側に通路があるセミコンパートメント方式で、シートもソファーのような形状でした。BusinessとFastの間には、Businessのお客さまに飲み物などを提供する小型のギャレイが設置されています。この当たりは、飛行機のような雰囲気でしたね。

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また、以前もご紹介しましたがBusinessに続くFastの客席はサイレントルーム。つまり、おしゃべりや音楽、携帯電話などは禁止。客室入り口の上部に、サイレンスルームであることを示すピクトグラムが表示されています。今回、ちょっと見ていたら、結構、利用者が多かったですね。ちなみに3枚目の写真が、サイレントルームです。

反面、通常のFastでは、大きなテーブルのある席でパソコンを広げている人を多数、見かけました。Feriも向かい合わせの席を確保して、テーブルの上にパソコンを出してブログの記事をまとめていました。

車での移動も便利ですが、「列車の旅」は自分が運転しないので、のんびりできるのがご機嫌です。セメリングのトンネルが開通すれば、RailJet本来の230km/h運転が南鉄道でも実現し、自動車との競争力が強化されることでしょう。

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鉄道のお話 |

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Comments

Feriさん、こんにちは。

RailJet、私もブダペストへの往復で乗りました。
Westbahnhofから、Meidlingに、バスなら5分くらいなのに、
電車だと線路を走るしかないから15分くらいかけて走るのが、
不思議(ではないけれど)な気分でした。
ウィーンはずぅーっと、Hauptbahnhofが工事中ですね。
そうそう、やっと、Mitte駅は完成したようですが、
2011年、2013年とウィーンに行った際、
(Mitte駅、いつできるんだろう)と気を失いそうでした。
今年、空港へMitte駅を利用したとき初めて
「うわぁ~、ショッピングモールをこう作りたかったのね!」
を理解しました。
これからも鉄道の話題、楽しみにしています。

Posted by: ぶいい | June 03, 2014 11:20

ぶいい様、コメント、ありがとうございます。

Mitte駅はずいぶん変わりましたね。BahnhofCityという名称のショッピングモールができましたから‥

後日、お伝えしますが、Hauptbahnhofの工事もだいぶ進んできて、周辺に高層ビルも立つようになりました。なお、駅の全面開業は2015年の予定です。

Posted by: Feri | June 03, 2014 14:33

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