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June 09, 2014

番外編 シュタット・オペレッタ・ドレスデン2014/15プログラム

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毎年、オペレッタを中心にプログラムを組んでいる数少ない劇場がドイツのシュタット・オペレッタ・ドレスデンです。

地元のお客さまを中心にしているため、ちょっと変わった演目を上演することがありますが、2014/15シーズンのプログラムが発表されたので、概要をご紹介しましょう。しかし、年間プログラムの表紙が「エビータ」というのは、ちょっと残念。

○プルミエ
気になるオペレッタのプルミエですが、レハール作曲の「ロシアの皇太子」(2014年10月10日プルミエ)と、ヨハン・シュトラウス作曲の「カリオストロ」(2015年5月2日プルミエ)の2作品となりました。

「ロシアの皇太子」は美しいメロディーが売りの「定番オペレッタ」ですね。一方、ヨハン・シュトラウス作曲の「カリオストロ」(“Cagliostro in Wien ウィーンのカリオストロ”という場合もありますが‥)は、序曲などはコンサートで演奏されることがありますが、最近はオペレッタとしては上演されることが少ない珍品。

Feriも当然、観たことはありませんが、イタリアの錬金術師カリオストロが、ウィーへとやってきて、怪しげな惚れ薬や錬金術で人々を大騒動に巻き込み、自分はいち早く逃げ去るという内容だそうです。ちょっと面白そうですね。

最近、力を入れているミュージカルでは映画の方が有名な「Catch Me If You Can」(2015年1月30日プルミエ)、「Anatevka」(屋根の上のヴァイオリン弾き、2015年6月26日プルミエ)の2作品が取り上げられます。

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○レパートリー・オペレッタ
ミュージカル公演が増えてきているとは言え、まだまだオペレッタの演目と上演回数が多いのがドレスデンオペレッタ劇場の特徴です。

レパートリーとしては、「ガスパローネ」、「ヴェネチアの一夜」、「Viel Lärm um Liebe」(クルト・ヴァイルの作品ですがミュージカルに近い作品です)、「ジュディッタ」、「こうもり」の5作品が取り上げられます。

逆に来シーズンは、フォルクスオーパーで上演される「パリの生活」は姿を消しました。シーズン全体の状況を見ると、やはりオペレッタの上演が極端に少ない月(2月などは、その代表)もあります。さすがにシーズン最後の2015年7月以外は、オペレッタがゼロという月はありませんが、これも今の流れなのでしょうかね。

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○レパートリー・オペラ
オペラのプルミエはなく、「魔笛」と「売られた花嫁」の2作品が継続上演されます。ただ、ドレスデンオペレッタ劇場の場合、オペラの上演回数は少ないですね。

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○レパートリー・ミュージカル
継続上演されるミュージカルは、「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」、「マイ・フェア・レディ」、「エビータ」、「オズの魔法使い」の4作品です。「キャバレー」と「ハロー、ドーリー!」の2作品は姿を消しました。

○コンサートなど
このほか、恒例のクリスマスコンサート、ニューイヤーコンサートなどが行われます。また、恒例の「ヨハン・シュトラウスフェスティバル」が2015年は5月2日から10日にかけて行われます。

来シーズンからシュタット・オペレッタ・ドレスデンでも、まとめてチケットを購入すると割引になるチクルス制度(というかセット売り)を大幅に拡充しているようです。まぁ、地元の人の場合、この方がお得である上に、劇場としても動員をかけやすくなりますからね‥

なお、プログラムはAustria-fanのサイトに掲載してもらいましたので、そちらをご覧ください。

また、都心部への移転プロジェクトですが、ゆっくりですが進められているようです。


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