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June 08, 2014

どうなるNeustiftのホイリゲ街

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今日は、「Neustift am Waldeのホイリゲ街にまつわる話題」をお届けしましょう。

最近では、Grinzingよりも観光客の皆さんが多くなっているNeustift am Waldeのホイリゲ街。とくに中国や韓国からのお客さまも増えているようで、大型バスで大きなホイリゲに乗り付けている光景を目にします。時代は変わりましたね‥

ご存じの方も多いと思いますが、Neustift am Waldeは35Aのバスが走る通りに沿って大小のホイリゲが並んでおり、ホイリゲ街を形成しています。ホイリゲの奥にはブドウ畑も広がっており、なかなか良い雰囲気です。

ところが、最近、一部ですが廃業してしまい、櫛の歯が欠けたような場所が生まれています。2枚目の写真は、その一例。

手前の建物は完全に壊されてしまっており、奥にシャニガルテンがきれいに残っているのが、もの悲しいところ‥今後、この跡地がどのように利用されるかが、気になるところです。

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さて、もう一つ物議をかもし出したのが、火災で焼失したホイリゲの「その後」‥です。実は、Neustift am Waldeに火災で焼失したホイリゲがあったのですが、火事の後、ホイリゲとして再建されることなく、高級アパートを建設するという話が持ち上がりました。

当然、住民はホイリゲ街の雰囲気が壊されるというので、大反対の声が上がり、地元自治体も巻き込んで建設中止の運動が起こりました。

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一時は行政による工事の差し止め‥という話も耳にしたのですが、先日、工事現場を訪ねたところ、すでに現場周辺にはフェンスが立てられ、大型クレーンが忙しく動き回っていました。どうやらアパートの建設阻止はできなかったようです。

昔ながらの建物だったらホイリゲ街の景観を損ねることはありませんが、新築の場合、流行の近代的なスタイルになることは明白なので、風情がなくなるのは間違いないと思います。

とは言っても、この周辺は高級住宅地なので、アパートができれば、ホイリゲよりもはるかに商売にはなることでしょう。

景観を大切にしているウィーンではありますが、このような事態が起こっているのは残念でなりません。

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ホイリゲ |

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