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June 26, 2014

番外編 オーストリア・ビアプレゼンテーション

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先日、このブログでもお知らせした東京で開催された「オーストリア・ビアプレゼンテーション」が、予定どおり、6月24日、東京・恵比寿のウェスティンホテル東京で行われました。

その昔、一緒にオーストリアを旅行したことのある友人が、夜に行われたプレゼンテーションに参加し、その様子を知らせてくれました。という訳で、当日の様子を少しご紹介しましょう。ただ、当日は東京をはじめ関東地方各地に、大雨洪水注意報が発令されるという最悪の天気だったそうですが‥

オーストリアと言えば、ワインが有名ですが、実は一人あたりビア年間平均消費量が世界第3位。ワールドカップでビアの消費量が増えているのも頷けるところです。

昼間は関係者を対象としたオーストリアビアのセミナーが行われていたようですが、18時30分からのビアプレゼンテーションは、一般のお客さまも入場可能なパーティでした。

友人曰く、“エビスビール発祥の地、恵比寿でオーストリアビアのイベントを行うとは、いい根性をしているねぇ”‥が、その理由は、後に判明します。

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会費は5000円とちょっとお高いですが、ビアの試飲に加えて、ビュフェ形式のお料理が提供されるということを考えると、日本の場合、妥当な金額でしょう。

今回のイベントですが、Feriも知らなかったのですが、ジャパンビアソムリエ教会という団体が主催したものです。

日本は「とりあえずビール」という国なので、ビアをじっくり味わうという人は少ないようですが、ビアソムリエの皆さまは美味しいビアの飲み方を色々と啓蒙しているようです。また、オーストリア・ブルワリー協会 (Verband der Brauereien Österreichs)とオーストリア大使館商務部が協賛しています。

このイベントにはゲストとして、ビアソムリエ初代世界チャンピオンのオーストリア人カール・シフナーさんと、シュロス・エッゲンベルク醸造所のオーナーであるシュトアさんも参加されました。久しぶりにコテコテのオーストリアのドイツ語を聞くことができたと友人もご満悦。

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会場はスタンディング方式で、正面に向かって右側に各種のビアを揃えた試飲コーナー。左側にオーストリア料理のビュフェという配置でした。また、入り口で受付を済ませると、今回、参加したビアの詳細を記載したパンフレットが配られました。

今回はグラスにもこだわりがあって、使われたのはドイツの名門グラスウェアブランド・シュピゲラウ(Spiegelau)のチューリップ型グラス。

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、チューリップ型グラスは幅広いスタイルのビアと相性がよく、外に広がったグラスの縁はホップのフレーバーを強調するだけでなく、モルト(麦芽)の風味も引き出す‥とされています。

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正にテイスティングには最高。このほか、有田焼ビアマグの展示なども行われていました。さて、今回、出展した醸造所は、以下の9つです。

-エンゲルツェ・トラピスビー醸造所( Trappistenbrauereil Stift Engelszell )
-オッタクリンガー醸造株式会社( Ottakringer Brauerei AG )
-ケルントナー醸造株式会社 (Vereinigte Kärntner Brauereien Ag)
-ジモン・シュトラッサー醸造所( Brauhaus Simon Strasser)
-シュレーグル修道院醸造所( Stiftsbrauerei Schlägl)
- シュロス・エッゲンベルク醸造所(Brauerei Schloss Eggenberg)
-ツヴェットル醸造所(Privatbrauerei Zwettl)
-ヒルト醸造所(Brauerei Hirt GmbH)
-ホーフシュテッン ・クラマー醸造所( Brauerei Hofstetten Krammer GmbH & Co KG)

ワインと同じく、修道院でビアを造っているところが、こちららしいですよね。

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今回、提供されたのは、ピルスナー、ボック、ヴァイス、ドゥンケル、メルツェンといった比較的日常飲まれるスタイルから、トラピスト、アイスボック、バーレイワイン、ゼクト酵母を使ったシュタルクビアといったちょっと変わったビール、さらにこれからの季節に合うラドラー(ビアをレモネードで割ったもの)などでした。

友人もオタックリンガー・ヘルスを飲んで、懐かしさで胸一杯になったと言ってきました。その気持ち、Feriにはよくわかります。余談ですが、Feriもアパートの冷蔵庫にはオタックリンガー・ヘルスが常備してあります。家主さんはグラーツのご出身なので、ゲッサーがお好きなようですが‥

さて、会場がなぜ恵比寿のウェスティンホテル東京だったかと言うと、実は、このホテルにはオーストリア人シェフがいらっしゃるのです。そのため、今回、ビュフェで提供された料理も、オーストリアの郷土料理。シェフも会場にいらっしゃって、シフナーさんやシュトアさんをはじめとする関係者と歓談していたそうです。

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スタンディングのビュフェスタイルだったので、比較的手軽に食べることができる料理が中心でしたが、ポークのパン粉焼き(小型のシュニッツェル)、ポークテリーヌ、パンプキンシード入りビーフサラダ、グリルチキンマッシュルームソース、ビーフ・グーラッシュ、サーモンのパンフライハーブソース、ニョッキチーズソースなど、オーストリアで食べた懐かしい味が‥

また、デザートもリンツァートルテ、エスターハージーシュニッテン、ブラントタイククラップフェンなどが提供されたそうです。

ビアプレゼンテーションという名称になっていましたが、実質的なパーティで途中、提供されているビアについての説明などが行われることはなかったそうです。ただ、ビアソムリエ協会の係員がビアを注いでいるので、そこで個別に説明を受けることは可能だったとか‥

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面白かったのは、途中でビアソムリエのシフナーさんから、変わったビアの飲み方が披露されました。

これは長期熟成したセミクラウス・クラシックにブラックペッパーを振りかけて飲むというもの。醸造所オーナーのシュトアさんは、初体験とおっしゃっていたそうです。ペッパーによりビアの味や香りが引き立つそうです。色々な飲み方があるのですね。

今回のビアプレゼンテーションでは、最後に抽選会が行われました。実は入場時に渡されたテイスティンググラスに番号が振ってあり、これで抽選を行うという趣向。

商品はシュピゲラウのグラス、有田焼のマグ、オーストリアビアのセット、フォルクスムジークのCDなど。日ごろくじ運が悪いと嘆いている友人ですが、何と最初の抽選で、フォルクスムジークのCDが当たったそうです。

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今回のビアプレゼンテーションですが、一般の方は少なく、関係者が多かったようで、参加者は80名ほどだったようです。ただ、圧倒的に女性が多いのには驚いた‥と友人が言っていました。今や日本で消費を牽引するのは、やはり女性なのでしょうかね。

ただ、残念ながらインポートビアなので、日本では値段が高く、今回、試飲できた商品が実際に店頭で販売されるのは、かなりハードルが高そうです。

こういうイベントが定期的に行われ、オーストリアのビアが、日本でも気軽に飲めるようになると良いのですが‥


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