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June 03, 2014

オーストリアらしい公共広告

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ウィーンは、今、観光シーズンですが、最近、一時、なりを潜めていた「偽警官による犯罪」が復活しつつあるようで、当局も注意を呼びかけています。「偽警官による犯罪」は偽被疑者と偽警官がペアで行うもので、偽被疑者と接触した旅行者に偽警官が職務質問をして、その間に現金やクレジットカードなどを盗むというものです。Feriも、その昔、ブダペストで偽警官に職務質問されたことがありました。幸い、被害はありませんでしたが‥ これからウィーンへ、お越しの皆さまもご注意ください。

さて、今日は「オーストリアらしい公共広告の話題」をお伝えしましょう。

このブログでも2013年7月3日に、「ダニ媒介性脳炎の予防接種」に関する話題をお伝えしましたが、マダニは夏に活動が活発になりますが、標高1400メートル以下の草木が茂っている場所に生息しています。

ちなみにオーストリアでは、地図の赤いエリアが、マダニが生息している要注意エリアです。当たり前ですが「ウィーンの森」などは該当エリアです。

もちろん、すべてのマダニがウィルスを保有している訳ではないので、咬まれたからといって全員が感染する訳ではありませんが、ハイキングが盛んなオーストリアでは、保健省が予防接種を受けるように勧めています。

そういった背景から5月頃から、保健省が中心となってダニ媒介性脳炎の予防接種を進める公共広告がウィーン市内で見られるようになりました。

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デザインは「注意標識の中にマダニのイラストが描かれているもの」に全て統一されているので、わかりやすいのが特徴です。

また、先日はORFのテレビでも動画版の公共広告を流していました。こちらはマダニが動くので、インパクトがあります。

ところで、Feriも最近になって知ったのですが、オーストリアで日本人男性が感染・死亡した例があります。2001年6月、ザルツブルクを訪ねた日本人男性(61歳)が、マダニに刺され、髄膜炎を発症してオーストリアで入院。

最終的にダニ媒介性脳炎の診断されましたが、大変残念なことに症状が悪化し、9月には現地でお亡くなりになったそうです。

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本当は、これからオーストリアを旅行し、ハイキングなどを楽しむ予定のある方は、ワクチンを日本で接種できれば良いのですが、こちらのワクチンは日本では許可されていないため、メーカーから直接輸入しなければならないそうです。当然、その手続きは煩雑で、接種費用も高くなるとか。

観光客の方でも、ウィーン市内のセンターで予防接種を受けることは可能ですが、2回目の接種を3ヵ月後に行わなければならないため、頻繁に訪問する方でないと、難しいのが難点です。

日本の専門家の中には、北海道でもダニ媒介性脳炎の発症例があることから、予防接種の導入を訴えている方もいらっしゃいます。

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