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June 11, 2014

路面電車の車内で‥

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今日は「路面電車の車内での出来事」をご紹介しましょう。

アパートがウィーンの外れにある関係で、路面電車(主に43系統)を利用する機会が多くなったFeri。先日の「自動車との衝突」、「迂回運転」のようなアクシデントも経験する機会が増えてきました。

ウィーンの路面電車は、今ではワンマン方式で、運転士さんは運転だけに専念しています。車内放送は自動ですし、各種の案内は運行司令センターから無線で行われています。

そのため、運転士さんが運転室から出てくるのは、1.途中で乗務員が交代する場合、2.車内設置の自動券売機が故障した場合、3.線路のポイントが自動で切り替わらなくなった場合(この時は、運転士さんが手動でポイントを切り替えます)などに限られます。

路面電車をハイジャックする人はいないでしょうが、運行中に運転室を出ることは希です。なお、臨時車内改札(検札)は、運転とは切り離して、専門の覆面係員が行っています。

さて、先日、オペラの鑑賞後、0時近くSchottentorから43系統に乗ってアパートへ戻るときのことです。

当日は週末だったので、スポーツの試合が行われたようで、スポーツバーなどで応援していた若者グループもSchottentorの停留所でも、相変わらず盛り上がっていました。

そのうち一人は、44系統で自宅へ戻ったのですが、その見送りが、ハイテンションで派手なこと。

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残った若者メンバーは、Feriも乗車した43系統に乗ってきました。アルコールが入っていることに加えて、グループだったこともあり、車内でも結構、ハイテンション。他人に絡んでくる訳ではないので、危害を加えられる心配はまったくありませんでしたが、正直、うるさかったですね。

Feriの乗った路面電車が15分ほど走り、某停留所に止まったとき、出発前に突然、運転士さんが運転室から出てきました。

ほかのお客さまも、“何か、あったのかな?”と怪訝な表情。運転士さんは、騒いでいた若者グループのところへ詰め寄り、“あなたたち、車内では静かにしなさい。ここは路面電車で、ディスコではない!! 騒ぐのだったら、今すぐ下りてくれ!!”とピシャリ。ディスコを引き合いにだすところにユーモアのセンスがありますね。

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日本の若者だったら逆ギレしそうな気もするのですが、運転士さんの剣幕に押されたのか、急におとなしくなりました。

その後、運転士さんは運転室に戻り、停留所を出発。その後は、静かな車内に戻りました。

日本では、車内アナウンスでマナーを守るように訴えても、お客さまに対して直接、注意するというのは、お客さまに危険が及ぶような事態以外考えられないと思いますが、この一件にはFeriもちょっとビックリしました。

全ての運転士さんが、こういった行動をとるのかどうかは知りませんが、これで車内秩序が維持されたのは事実です。ほかのお客さまから拍手は起こりませんでしたが、心の中では、感謝していた人もいるかもしれません。

オーストリアは出場していませんが、サッカーのワールドカップが始まると、スポーツバーで盛り上がるグループが出てくると思うので、路面電車の車内も賑やかになりそうです。

なお、今回の写真は記事の内容とは直接関係はありません。ご了承ください。

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街角の話題 |

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Comments

Feriさん、こんにちは。

トラムでの出来事、なるほどなぁ~と
私もその運転手さんに心から拍手です。

ウィーンに行く目的は、オペラ・オペレッタ以外に、
大好きなオットー・ワグナーの建築を見るためなのですが、
アム・シュタインホーフ教会へ行く48Aのバスに乗ったところ、
途中の停留所で、車椅子のご婦人がバスを停めて、
運転手さんが、(顔見知りの友人が乗ろうとした)ように
降車側のステップを下げ・上げしながら、そのご婦人と
きっと(今日は雨でなくて、よかったですね)みたいな
話をされて、バスに乗せていました。
その光景が、とても自然で、困っている人には優しく、
Feriさんの、この話に出てくるように、時には毅然と、
職務を遂行する運転手さんに、拍手です。

Posted by: ぷいい | June 11, 2014 22:45

ぶいい様、コメント、ありがとうございます。

見落としていたため、返信が遅れました。

おっしゃるとおりウィーンのバス路線でも郊外は、ドライバーさんが固定されているところが多く、結構、地元でよく使う人(主に車を運転しないご年配の方)と顔なじみになっているケースがあります。

本当は禁止されていますが、私がよく使う44Bなどでは、停留所以外のところに臨時停車して、お客さまを降ろしてくれることもあります。

何となく昔の日本みたいですね。

Posted by: Feri | June 13, 2014 09:00

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