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June 19, 2014

オーストリア航空のプロモーションビデオ<動画付き>

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今日の本編は「オーストリア航空のプロモーションビデオの話題」ですが、その前にホットニュースを。

オーストリア航空は2014年6月17日、ウィーン発、ニューヨーク・JFK行きのOS87便にB777-200ERの増備機「Blue Danube 美しき青きドナウ」(登録番号:OE-LPE)を就航させました。

同社のB777-200ERは、これが5機体制となりました(ラウダから引き継いだ機体が3機:OE-LPA~LPC、自社発注が2機OE-LPD・LPE)。今まで4機体制で運航していたため、整備の都合で、たびたび欠航や計画運休が出ていましたが、これでゆとりがでると思います。

なお、今回、増備された機材はビジネス48席、エコノミー264席の合計312席の仕様となっています。いずれ日本線にも投入されることでしょう。なお、未確定情報ですが、同機はベトナム航空の機材を買い取ったという話が耳に入ってきました(ベトナム航空時代の登録番号はVN-A147のようで、イギリスで改装工事を行った模様です)。

それでは本編「オーストリア航空のプロモーションビデオの話題」へ‥

競争が激しさを増す航空業界。日本でもLCCの本格参入で運賃の価格破壊が起こり、競争も新しいステージに入った気がします。

ご存じのようにオーストリアでは、ナショナルフラッグキャリアだったオーストリア航空(Austrian Airlines)が事実上、倒産して、運行会社がかつての子会社チロリアン航空(Tyrolean Airways)に移りました。そして、今ではルフトハンザ・ドイツ航空の傘下に入っていますね。

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運行会社の変更は、社員の賃金を下げるため、給与体系の違う子会社へ移籍させた訳ですが、日本でいえば、日本航空の国際線がJ-AIRで運航されているようなものですから、衝撃的な出来事です。

その結果‥という訳ではないのですが、オーストリア航空は、レガシーキャリアながら実質的にはLCCのようになり、日本線のエコノミークラスなどは、団体客御用達‥といった雰囲気に‥

本来、航空会社は、団体用の割引運賃では、仮に満席になっても、ほとんど利益が出ないといわれています。要するにエコノミー、ビジネスを問わず、正規料金で乗ってくれるお客さまが一番ありがたい訳ですね。

さすがにエコノミーに正規料金で乗るお客さまは非常に少ないと思います。となると利益率の高いビジネスクラスを、いかにお客さまに利用していただくかが鍵を握る‥という訳です。
オーストリア航空でも、長距離路線のビジネスクラスはフルフラットシートに模様替えしたのも、その表れでしょう。

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さて、前置きが長くなりましたが、レガシーキャリアの航空会社は、企業イメージを大切にするので、テレビCMなどを通じて様々なプロモーション活動を行っています。これらのテレビCMに有名人を登場させるのは、どこの国でも一緒です。

しかし、誰を起用するか‥は、お国柄が反映するような気がします。先日、オーストリア航空からセールスレターがきましたが、そこにはビジネスクラスのプロモーションビデオが紹介されていました。

起用されていたのは、ウィーンでも絶大な人気を誇るソプラノ歌手アンナ・ネトレプコさん。ウィーンでは彼女が出演するオペラのチケットは通常の手段では、まず確保できません。もう来ないかもしれませんが、日本の方がチケットがとりやすいかもしれませんね。

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まぁ、説明するよりもビデオを見ていただいた方が早いのですが、ネトレプコファンの男性が、たまたまオーストリア航空のビジネスクラスで、彼女と一緒に‥

サインをもらいたいようですが、プライベートで移動中のネトレプコさんに声をかけるかどうか、迷っています。その様子に気づいたキャビンアテンダントが仲を取り持ちめでたくビジネスクラスのメニューにサインをもらうことができた‥しかも、一緒にカプチーノを機内で楽しむ‥というストーリーです。

アンナ・ネトレプコさんは、気さくな人ではありますが、果たして、本当に機内でサインをもらえるかどうかはわかりません。そう言えば、彼女はウィーンの拠点を引き払ってアメリカに行ってしまいましたね。

しかし、日本で航空会社のCMにオペラ歌手を起用しても、ほとんど効果はないでしょうね。さすがオーストリアと言うか…

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街角の話題 |

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Comments

Feriさん、こんにちは。
OS、4月に初めて乗りましたが、機内に入るとウィンナワルツが流れていて、
(おっぉー、そこまでやるか)と苦笑しました。
搭乗券で着後10日間、博物館などが割引になるという特典は、しっかり使いました。
http://www.redguide.at/most-valuable-boarding-pass/1/Wien/

そうですか、ネトレプコさん起用。なーるほど。
来年4月は、ドニゼッティ 「アンナ・ボレーナ」に出ますね。

ちなみに、ぶいい、ではなく、ぷいい=pouillyです。

Posted by: ぷいい | June 19, 2014 13:37

ぷいい様、失礼しました。

ヨーロッパ内の路線だと、搭乗時に頭上の液晶モニターにオーストリア各地の空撮映像を流しながら、ワルツを流していましたね。最近、利用していないので、今はわかりませんが‥

ほかにもフォルクスオーパーのチケットも割引になるのですが、到着してからでは手遅れ‥(もっとも最近では、空いている公演も多いですが‥)

Posted by: Feri | June 20, 2014 09:20

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