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July 15, 2014

ベートーヴェン座がニュー・シネマ・パラダイスとして復活

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今日は「営業を再開した映画館の話題」をお伝えしましょう。

日本では単館方式の映画館が、どんどん減少し、シネマコンプレックスに集約されているようです。

一方、オーストリアは伝統的に映画ファンが多いこともあり、現在も単館方式の映画館が健在です。ウィーンはもちろんですが、地方でも映画館が残っているのは、嬉しい限りです。

さて、このブログで、以前、バーデンの映画館「ベートーヴェン座」(Feriが勝手に付けた愛称で、正式名称は「BEETHOVEN KINO」です)が閉館した話題を2013年4月(詳しくはこちら)にお伝えしました。

が、先日、バーデンを訪れたところ、何とビックリ、再び映画館として復活しているではありませんか。

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写真をご覧になるとおわかりのように外観もきれいに塗り直されており、リニューアルされたようです。

ただ、入り口には「CINEMA☆PARADISO」という看板が掛かっていたので、調べたところ劇場名が変更になったことがわかりました。ちなみに日本語に訳すと「ニュー・シネマ・パラダイス バーデン」ですね。

気になったので、ちょっと調べてみたところ、ベートーヴェン座のオープンは1927年。その後、80年以上にわたって映画ファンに親しまれてきましたが、残念ながら設備の老朽化などの問題もあり、2013年1月6日に閉館となりました。

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しかし、ニーダーエスターライヒ州やバーデン市の支援や、元の所有者の協力もあり、新たに「CINEMA☆PARADISO BADEN」として復活したものです。さすがに文化を重んじる国ですね。

しかし、屋号が変わっても、建物に刻まれた「BEETHOVEN KINO」という文字、劇場入り口上に設置されているベートーヴェンの胸像を残してくれているのが嬉しいではありませんか。きっと新しいオーナーさんも、古くからベートーヴェン座に通っていた映画好きの方なのでしょう。

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現在は、SAAL1(166席)とSAAL2(156席)という二つの上映室があり、いずれも従来のフィルム映写機からデジタルプロジェクターに変更されています。

フィルムを映画館に配送する方式と異なり、デジタル方式では通信回線を経由してデーターのやり取りができるため、非常に効率が良いそうです。そういった面でも、本格的にリニューアルを行ったことがわかります。

リニューアルオープンは2013年10月31日だったようで、オープニング記念のコンサートなどが大々的に開かれたようです。写真は、オープニングイベントの様子です。

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このほか2013年からは9月にバーデン市劇場(冬劇場)前の広場で、野外上映会も行われています。ちなみに今年は9月4日から7日までの4日間、行われる予定になっています。

ところで「CINEMA☆PARADISO BADEN」の入場料ですが、大人普通チケットが8.5Euro、子供チケットが6.00Euroとなっていますが、割引料金なども設定さているようです。日本円に換算すると大人が1200円ほどですから、結構、リーズナブルと言えるでしょう。


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