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July 02, 2014

建設現場の仮設事務所もお国柄

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かねてから工事が進められていたアム・ホーフ広場に面した「ホテル・パーク・ハイアット・ウィーン」が、やっとオープンしました。

元オーストリア銀行だった歴史的な建物を活用したホテルですが、途中、火災が発生するなど色々なことがありましたね。昔の大金庫をかつようした施設があるそうで、これも話題になっています。

かつて旧市街のホテルを定宿としていたFeriは、建設工事中もよくアム・ホーフ広場で、その様子を見ていました。という訳で、今日は「建設現場の仮設事務所のお話」です。

日本でも大規模な工事現場では、現場事務所も巨大になる傾向がありますが、こちらでも、それは同じです。

「ホテル・パーク・ハイアット・ウィーン」の場合も、最盛期には多くの作業員の皆さんが常駐していましたから、現場事務所の規模も大きかったですね。

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こちらの現場事務所は、基本的にコンテナハウスを組み合わせて作るのが一般的です。コンテナハウスだと、設営や撤収も比較的楽なので、道路工事などでも、よく使われています。

道路工事現場などの場合は、コンテナハウスが一棟か二棟が一般的ですが、長期間にわたるビルディングやホテルの工事現場になると、写真のように複数のユニットを組み合わせた巨大な施設になります。

写真で見る限り、最も高い部分は四層構造(4階建て)になっているようです。Feriは、中に入ったことはありませんが、配管などから想像すると宿泊施設などが併設されているのでしょう。

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興味深いのは、こちらの場合、建物本体はコンテナハウスですが、廊下や階段といった付帯設備については、木材を上手に活用している点です。

以前、足場などで木材を使った例をご紹介したことがありますが、オーストリアは伝統的に木工が盛んですから、こういった柔軟なアイデアが出てくるのでしょう。

日本だと、こういった付帯設備も金属の仮設資材で作るという考え方になりそうですが、このあたり、お国柄が反映されていると思います。木材の使用は、地震を考慮しなくてよいことも影響しているかもしれません。

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また、これは別の現場事務所の例ですが、入り口周辺に花壇を設けたり、通路周辺にも花などを飾っているところもありました。ともすると実用本位で殺風景になりがちな工事現場ですが、花や飾りがあることで、温かい雰囲気になりますね。この当たりもお国柄でしょうか。

ところで、「ホテル・パーク・ハイアット・ウィーン」の現場では、工事中、火災が発生したことも関係するのか、現場への出入りが厳重に管理されていました。

警備員が出入り口に常駐しているほか、セキュリティゲートが設置されており、そこにIDカードをかざさないと出入りができない仕組みになっていました。本当は写真を撮りたかったのですが、さすがに警備に関する施設は写真撮影をすると、誤解を招きかねないので、遠慮しておきましたが‥

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アム・ホーフ広場の巨大仮設事務所も、ホテルが開業したので、撤収されてしまいました。正直、あの仮設事務所はアム・ホーフ広場の景観にはそぐわないと思っていましたが、今となっては、記録の一コマとなってしまいましたね。

ところで、この記事をまとめている時、日本でも徐々にコンテナハウスを使った現場事務所を見たことを思い出しました。確か、羽田空港国際線ターミナルを建設している途中、モノレールの車内からコンテナハウスを使った巨大な施設を目にした記憶があります。

写真はありませんが、最近は日本でも、コンテナハウスの活用が進んできたのでしょうね。


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