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July 08, 2014

野生動物生態学研究所

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今日は「ウィーンにある研究機関の話題」をお届けしましょう。

ウィーンには国連の機関をはじめ、様々な研究機関があります。Feriがお借りしているアパートからシュタインホーフ方面へ向かうSavoyenStraßeの途中に野生動物生態学研究所(Forschungsinstitut für Wildtierkunde und Ökologie)があります。

かなり大規模な施設で、本館は写真のように山岳地帯にあるリゾートホテルを思わせるようなデザインです。これで研究所なのですからオーストリアらしいところです。

やはり周囲に調和するようなデザインを心がけているのでしょう。また、「鹿と葉」をモチーフにしたロゴマークも、センスの良さを感じさせます。

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この研究所はウィーン大学の付属機関で、ウィーン周辺に生息する野生動物の生態をはじめ、野生動物の保護につながる環境の研究などを目的とする機関です。

研究所には、生物学、獣医学や遺伝学など、さまざまな分野の研究者が所属しており、それぞれ緊密な協力の下、野生動物に関する研究や調査にあたっています。

通常は敷地内に一般の人は入ることはできないようですが、道路からも野鳥などを保護している大きなケージなどが見えます。

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先日もお伝えしましたが、ウィーン市内の自然公園では野生の鹿などを見ることができますが、自然公園以外でもウィーンにはキツネ、アナグマ、タヌキ、テン、イノシシなどが生息しているそうです。

そう言えば、以前、市内の中心部にキツネが出没し、新聞などでも話題になったことがありました。

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Feriも野生のリスには、アパート近くで、よく出会います。Feriのアパートは裏が幼稚園が保有する雑木林になっているため、リスがアパートの庭までやってくることも‥

ところで、野生動物生態学研究所では、市内に生息する動物の生態(生息地域や行動範囲、行動パターンなど)を幅広く調査するため、住民からの目撃情報を積極的に収集しているようです。確かに研究所の所員だけでは限界がありますからね‥

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とくにキツネ、アナグマ、テン、イノシシなどの目撃情報を希望しているようで、同研究所のホームページや電子メール、電話などによる情報の提供を呼びかけています。

なお、野生動物を発見した場合、個人が保護してしまうと生態系を崩してしまう恐れがあるので、厳に禁止されています。個人ができる貢献は通報までです。

こういった地道な研究の結果、ウィーンの自然が守られているのでしょう。しかし、Feriも野生のキツネを、ウィーンのどこかで見てみたい気がします。


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