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August 05, 2014

アッと驚く交通信号用押しボタンの取り付け方

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最近、鉄道事故が多いヨーロッパですが、先週末、ドイツのドルトムントでÖBBの電気機関車が関連する列車衝突事故が発生しました。

旅客列車と貨物列車が駅構内で衝突したようで、幸い死者は出なかったようですが、オーストリア人も事故に巻き込まれて怪我を負ったそうです。しかし、ÖBBの機関車がドイツで事故に巻き込まれる‥相互乗り入れが盛んなヨーロッパらしい出来事です。

事故原因は、現在、ドイツ当局が究明中だそうですが、色々と心配ですね。

さて、今日は「交通信号の話題」をお届けしましょう。

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ウィーンでも、利用者が自分でボタンを押して歩行者用信号を操作できる横断歩道があります。

以前、このブログでもご紹介したように、この操作ボタンがついているボックスには目の不自由な方に知らせるための発音装置が組み込まれています。また、横断する道路の構造がどうなっているかを示す点字の案内も取り付けられています。

道路を横断する歩行者が操作するため、歩道に面して取り付けられているのが普通ですが、先日、市内を歩いている時に、ちょっと変わった取り付け方法を採用しているボックスを発見。こういう「どうでも良いこと」が気になるのがFeri。

言葉で説明するよりも、写真をご覧いただいた方がすぐにわかると思うのですが、電柱から長いアームが出ており、そこにボックスが取り付けられているのです。

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日本の場合、通常は横断歩道脇に信号機のポールが設置されているので、そこへ直接取り付けるケースが多いと思いますが、なぜ、こちらでは、こんな妙な取り付け方になったのでしょうか?

これは信号機の取り付け方法が日本と異なり、道路の上に張られたケーブルから吊り下げる方式を採用しているところが多く、存在します。そ

の場合、電柱の位置が道路(特に歩道)から離れた場所に立てられているため、電柱に直接、ボックスを取り付けると、歩道から離れてしまいます。

そこで、アームを使って歩道直近まで出しているようです。写真を見るとたいしたことはないので、ボックスを直接付けても大丈夫では‥と考えがちですが、実は、これは車いすをの方や、目の不自由な方などの利用を考慮しているものと思われます。

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車いすの方は、ちょっとした段差が大きな障害になることがあるそうですから‥ ウィーンらしい細かい配慮ですね。
気になるのは、このアームにぶら下がってイタズラをするお馬鹿さんがいないのか‥という点です。

今のところFeriが見た範囲では、アームが破損している場所はなかったので、とりあえず大丈夫そうです。

しかし、日本だったら、恐らく別にボックス専用のポールを立てると思うのですが、これも考え方(というか発想)の違いですね。ちなみに最後の写真が、ポール本体にボックスを取り付ける普通のパターンです。


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