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August 04, 2014

不思議な遮蔽板

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今日は「建物にまつわる話題」をお届けしましょう。

ご存じのようにウィーンには古い建物が残っているところが沢山ありますが、再開発が行われていない訳ではありません。観光客の皆さまが余り訪れない周辺部では、伝統的な建物と近代的な建物が混在しているところもあります。
場所によっては、戸建ての飲食店が、結果的に中層のアパートなどに囲まれてしまったところもあります。

そこで問題となるのが、調理にともなう排気です。何しろ、こちらのお料理は油を使うものが多いため、どうしても排気にも油分が大量に含まれており、周囲の住民に迷惑をかけてしまうことが‥

まぁ、戸建ての飲食店の方が先にあったのでしょうから、後から中層に建て替えた建物側に責任がある‥と言ってしまえば、それまでなのですが、こちらでも発生源に責任が問われるような感じです。

さて、先日、Ottakringにある贔屓のお店に行った祭、天気が良かったので、シャニガルテンを利用しました。いつもは日が当たらない店側の席を使うことが多いのですが、この日は誰でも考えることは一緒で、店側の席は満席。仕方なく日が当たる席に‥

で、ふとお店の屋根を見ると写真のような巨大な遮蔽板を発見しました。

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馴染みになっているお店のおばちゃんがワインを持って来たときに聞いたところ、やはり「調理の排気が周囲に拡散しないために取り付けたものだ」と言っていました(変なことを聞くオヤジだねぇ‥という顔をされましたが‥)。

このお店の隣は両側ともにアパートなので、窓を開けているとお店の排気が入ってくる可能性があるのでしょう。一応、採光を考慮して半透明のアクリル系のパネルを使っているようです。正直、雰囲気のあるお店にはふさわしくない無粋な遮蔽板なのですが、都市部で地域の皆さまと共存して行くにはやむを得ないのでしょうね。

ちょっと気になったのが、「風の通り道」になりそうな場所に遮蔽板が設置されていることです。ウィーンは、時々、強風が吹きますから、もしかすると強風に煽られて‥ということが心配です。幸い、今のところ、事故はないようですが…

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そう言えば、この遮蔽板を見ながら、日本に住むFeriの友人宅でのことを思い出しました。その友人宅は、比較的狭い場所の戸建て住宅が詰まって建っているのですが、彼の書斎の真向かいに燐家の給湯器が設置されているのです。

燐家は1階がガレージになっているため、給湯器の取付位置が高く、その排気が2階にある書斎の窓を直撃するそうです。そのため、窓を開けていると給湯器の排気ガスが直撃するので頭が痛い‥と言っていました。家が密集している日本らしい話ですが、このお店のような遮蔽板を工夫すれば、問題は解消するかもしれません。

なお、今回、ご紹介した贔屓のお店は「Feriの隠れ家」なので、外観は似たような雰囲気の別のお店にしました。

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