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August 10, 2014

楽しい家庭用ビアサーバー

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今日は「夏向きの話題」をお届けしましょう。

最近、日本でもビール会社がビールサーバーをプレゼントする企画を実施しているようですね。市販の缶ビールを使って、お店のようなきれいな泡を作る‥というものだとか‥

このサーバーを手に入れた友人の話によると、なかなか美味しく仕上がるそうです。また、それ以外にも、パーティーグッズとしてビールサーバーが発売されているとか‥ただ、いずれも日本の場合、家庭用は「簡単にお店の雰囲気を楽しめる」というコンセプトなのか、市販の缶ビールをセットして、使うようになっているようです。

さて、以前、このブログでもご紹介したことがありますが、こちらでは大型スーパーマーケットやショッピングセンター、家電量販店で、ごく普通にビアサーバーを販売しています。しかし、写真をご覧になるとわかると思いますが、大型スーパーマーケットでは家電売場ではなくビア売場で売っているところが、こちららしいですね。

ただ、こちらのビアサーバーですが、日本と異なり、専用の「樽入りビア」を使うことです。つまり、お店のビアサーバーと基本的な原理は同じ‥

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今日、ご紹介するのはドイツのRowentaという家電メーカーの「BeerTender」という商品。Rowentaはアイロン、掃除機、コーヒーメーカー、電気ケトル、ドライヤー、電気シェーバーなどを製造・販売しています。ただ、「BeerTender」に関しては自社生産ではなく、同じくドイツのKrupsという調理家電メーカーのOEMのようです。

先ほど、お店のビアサーバーと基本的な原理は同じ‥とご紹介しましたが、プロが使うビアサーバーはビア本体と炭酸ガスボンベを使い、その場で混合しますが、「BeerTender」は炭酸ガスボンベを使わずに楽しめるよう、工夫されています。Feriは、BeerTenderで注いだビアを飲んだことがないので、名言はできませんが、缶や瓶に入ったビアとは味が若干違うそうです。

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さて、「BeerTender」はビア樽の冷却機能がついたビアサーバーで、家庭用電源に接続して使います。最初に専用にビア樽を冷蔵庫で12時間前後、冷却します(当たり前ですが、急いでいても冷凍庫での冷却は不可)。その後、「BeerTender」にセットして、準備完了。電源を入れて準備が整うと表示灯が点灯されますから、後はきれいに洗ったビアグラスに注ぐだけ。ちなみにビアを送り出すポンプの圧力は1.2気圧ほどあるそうです。

使い方は言葉でくどくど説明するより、ビデオを見た方がわかりやすいでしょうね。巻末にイタリア語版のビデオも紹介しました。

本体価格については、家電製品なので販売ルートによって、かなり異なります。中には生樽をセットにして販売しているスーパーマーケットなども存在します。ちなみにFeriが見かけたものは、本体単体がバーゲンで179Euroでした。
現在、「BeerTender」はベーシックモデルのB80(メーカー希望小売価格199Euro)と多機能ディスプレイが付いた上位モデルのB95(メーカー希望小売価格299Euro)が販売されています。

Beertender_001

ところで、カプセル式のエスプレッソマシンと同じく、この手の製品は本体以上に中身が肝心。現在、オーストリアではHeinekenをはじめ、地元のZipfer、Puntigamer、Gösser、Edelweissが「BeerTender」用の生樽’( BeerTender Keg)を発売しています。容量は4リットル(重量は5kg)です。お値段は販売ルートによって異なりますが、15Euro前後が多いようです。スーパーマーケットなどでは、空いた樽の回収も行っており、例によってデポジット料金が発生します。

ところで、Feriが気にいったところは、注ぎ口の上に、ビアのメーカープレートをセットするようになっている点です。これ、お店などで複数の生を提供しているところでは、必ずサーバーの上部にプレートが付いていますよね。あれを模したものだと思うのですが、こういったセンスが、こちららしいところです。ファン心理をくすぐります。

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気になるビアの賞味期限ですが、「BeerTender」に生樽セットしてから30日間ですが、最新のモデルではLEDディスプレイに賞味期限があと何日あるかが表示されるようになっています。生樽をセットしたら、冷却のため本体の電源を入れっぱなしにしておく必要があります。まぁ、こちらで4リットルのビアを30日もかけて飲む人はいないでしょうが‥

今回、「BeerTender」の仕組みを解説したビデオがYouTubeに載っていたので、それをご紹介しましょう。これを見ると、ビアが飲みたくなりますね。

このほか、生樽を使う都合なのか、冷却装置の性能限界なのか、使用環境の温度が意外と厳しく、最低12度、最高30度と指示されています。仮に日本に入ってきても、日本の酷暑には対応できない‥ということですね。

しかし、エスプレッソマシンもそうですが、食(この場合、飲み物ですが‥)に関する「こだわり」が強い、こちららしい商品と言えるでしょう。自宅でもうまいビアが飲みたい‥という執念を感じます。

ところで、余談になりますがBeerTenderを発売しているRowenta、Krupsともに現在は、フランスに本社があるGroupe SEBの傘下に入っています。Groupe SEBには、日本でも有名なTefalやLagostinaも加わっています。ヨーロッパでは、日本人が考える以上に系列化による事業統合が進んでいることがわかりますね。

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