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September 11, 2014

牛さんが山から戻ってくる季節になりました

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今日は「放牧場の話題」をお届けしましょう。

ご存じの方も多いと思いますが、オーストリアでは夏の間、畜産農家は、所有している牛を山の放牧場で放し飼いにしています。完全な自然生育ですね。

そして、9月の上旬、放牧場から花で飾られ、カウベルをならしながら麓の農家に戻ってくるパレード(Almabtrieb、アルムアルプトリープ)と村祭り(Hoffest)が大々的に行われます。オーストリアの「秋の風物詩」と言っても良いでしょう。

ちなみにLungauでは、今年は、 St. Michaelで9月20日に行われるそうです。FeriがLungauで定宿にしているホテルは、畜産が本業ですからFeriが「Almabtriebを見にいくよ」と連絡したら、自慢の牛が出てくることもあり、女将さんが大歓迎してくれると思います。

Almabtrieb

毎年、行きたいとは思っているのですが、わざわざウィーンから、そのためだけに出かける根性がなく、延び延びになっています。

さて、夏の間、牛が放牧されている場所には牛が勝手によそのエリアに入り込まないように木製の柵で囲われています。

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本来、牛の放牧地内に人は入ってはいけないのでしょうが、地元の人は道路を通るよりもショートカットできるためか、時々、柵を乗り越えて放牧地の中を歩いている姿を見かけます。牛ものんびりしているので、別に人を追い回すことはしませんが‥

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また、道路を通って牛が他のエリアに移動しないように「Weiderost」(アメリカや日本では「テキサスゲート」と呼ばれるもの)と呼ばれる「鉄製の格子」が埋め込まれています(道路の対策については、2008年10月18日の記事も合わせてご覧ください)。

牧草地の囲いですが、エリアが広いこともあり、必ずしも木製の柵を設置できないところもあるようです。とくにハイキングコースやヒュッテへのアプローチなどは、臨時に仕切っている場合もあります。そこで、登場するのが「電線を張った柵」です。

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この電線には電気が流れており、牛が接触すると軽い電気ショックが‥もちろん、牛の生命に影響がある程の電流ではありません。

しかし、バカンスで来たお客さまがうっかり触ってしまうと感電‥ということに‥ そこで、電線には「電気ショック注意」の看板が取り付けられている訳です。

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ところで、畜産農家は夏の間、牛を放牧している時、冬に備えて牧草の回収に余念がありません。

オーストリアの地方をドライブしていると麓の放牧地では、牧草を丸めて大きな袋にパッキングしたものを見かけます。冬の間は、牛舎で、この牧草を使う訳ですね。

最後の写真はFeriが毎夏、宿泊しているホテルの窓から撮影したものですが、ホテルの敷地が牧草地になっています。すでに冬に向けた準備も進んでいます。

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