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September 15, 2014

変わった湖上射撃大会“Wasserscheiben Schießen”

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今日は「湖上射撃大会の話題」をお届けしましょう。

日本よりも狩猟が盛んなオーストリアでは、時々、射撃大会も開催されます。その中で、ちょっと変わった湖上射撃大会がLungauで行われています。

この射撃大会はプレーバーゼー(Prebersee)で行われているのですが、湖畔にある小屋が射撃地点になっており、ここから湖を挟んだ反対側にある的に銃弾を撃ち込むものです。しかし、これだけだったら、通常の射撃と同じ。

何が違うかと言うと、実は直接、的に当てるのではなく、一旦、湖面に銃弾を反射させて、的に当てるという競技なのです。つまり跳弾を活用した競技ということになります(Wasserscheiben Schießenと言うそうです)。

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日本でも小石を水面に水平方向に投げて、石が水の上を跳ねて飛ぶのを楽しむ遊び(日本では「水切り」、海外では「ソーサー」と言うそうですが)がありますが、それに近いものです。ただ、銃弾を最終的に「的に当てる」というのが一番異なる点です。

ちなみに2枚目の写真が、最近、改築された射撃地点の建物です。そして右側の写真2枚が湖を挟んで反対側にある的。

素人考えだと細い銃弾は水に反射せず、そのまま水中に没してしまうような気がするのですが、ライフル銃の場合、角度によっては水面でも跳弾するようです。Feriは射撃はしないので、跳弾に関する知識が乏しいので、このあたりは具体的に解説できませんが‥

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また、プレーバーゼーでは、どのような種類の銃や弾丸が使われているのかも、現物を見たことがないので、残念ながら細かくご紹介できません。

壁などのように形が変わらない材料と異なり、水面は風で波が起こるなど跳弾の条件が難しいような気がします。ただ、狩猟講習会などでは、水面に向けて弾を撃ち込んではならないと指導されるそうですから、「水面の跳弾」というのは意外と一般的なのかもしれません。

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プレーバーゼーの場合、射撃地点から的までの距離は120メートルだそうで、1832年から行われている伝統的な行事だとか‥ 地方の伝統的な行事ということで、ユーロ切り替え直前の2001年には7シリングの記念切手が発行されています。

左側の写真では窓が閉まっていますが、実際の射撃大会では、湖に面した窓が開かれて、建物の中から射撃をするそうです。

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是非、実際の射撃大会を見てみたいのですが、この射撃大会が一風変わっているのは、個人の誕生日や結婚式、何からのお祝い事のイベントとして開催されることです。そのため、開催日が直前にならないとわからないのが最大の難点。

ただ、お祝い事があると、その都度、射撃大会を行うのではなく、過去の記録をひもとくと、通常は8月下旬(土曜日・日曜日)に、一年分をまとめて開催しているようで、2014年は8月30日と31日の両日、行われました。

2014年に関しては、主催団体のホームページを見たところ、40歳、60歳、70歳といった節目の誕生日、結婚式などを記念して行われたようで、お祝いの対象となったご本人の名前が写真入りで紹介されていました。

なお、サイトを見ていたら、Wasserscheiben Schießenの様子を紹介するビデオが公開されていたのですが、肝心の射撃シーンは動画では入っていません。


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