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October 07, 2014

中央駅で大規模な災害救助訓練がありました

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日本では10月に入ったのに台風18号が静岡から関東にかけて縦断し、被害が出ているようですが、皆さまがお住まいの地域はいかがでしょうか。台風の接近が通勤時間帯に掛かったので、大変だった皆さまも多いのではないでしょうか。

さて、今日は「災害救助訓練の話題」をお伝えしましょう。

ちょっと古くなりましたが2014年9月26日、12月の本格開業を前に、ウィーン中央駅(Wien HauptBahnhof)で大規模な防災訓練が行われました。

訓練にはÖBBをはじめWiener Linien、ウィーン警察、消防、救急、病院関係者など、災害発生時に救助活動を行う組織が参加しました。

想定は、混雑する時間帯に駅構内に設置されているBankomat(現金自動預払機、ATM)がテロリストにより爆破され、火災も発生。50名の要救助者が発生した‥というものです。

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「爆発物による災害」というのが、今の情勢を反映して、リアルですね。

Feriはニュースでしか見ていませんが、実際に発煙筒なども盛大に使って、煙の中で要救助者の救出、外国人乗客の誘導、警察による駅の封鎖、駅構内に潜伏する犯人確保など、本格的な訓練だったようです。

なお、日本では、この手の訓練では、怪我人を病院まで搬送する訓練は行わないことが多いようですが、今回は、トリアージの上、実際に中央駅から救急指定病院まで、実際に救急車で搬送するところまで行ったようです。

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ちなみに想定では、重傷者18名、軽傷者29名という想定だったとか。なお、要救助者役は、オーストリア連邦軍の兵士が担当したようです。

ただ、ウィーン中央駅はすでに営業しているため、今回は、完成しているものの、まだ一般に開放されていないエリアで実施されたようです。

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そういう意味では、施設が完全に完成し、営業を始める前だからできる実践的な訓練と言えるでしょう。考えましたね。合わせて排煙設備なども実際に稼働させて、その性能確認も行われた模様です。

訓練の総括として、当局からシミュレーションは非常にうまくいったという声明が発表されています。

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いよいよ12月14日から、本格開業するウィーン中央駅。これで万が一、災害が発生した時の体制も万全‥ということでしょう。

ところで、日本では、この手の訓練は「お偉いさんに日ごろの成果を見せるデモンストレーション」という性格が強く、「シナリオに沿って訓練のための事前訓練」を行うケースが多いそうです。

その点、こちらは、シミュレーションを通じて、問題点を洗い出すことを目的にしているので、各チームの連携も含めて、実践的な状況下で訓練を行うようです。

こういった災害救助体制は利用者として頼もしい限りですが、テロや災害が発生しないのが、一番なのは言うまでもありません。

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Comments

うーん、本格開業までに念の為に災害訓練とはなかなかやりますね。何かと物騒な世の中ですからこのくらいは当然なのかもしれません。

ところで、本格開業となると、気になるレールジェットやインターシティー等の長距離列車がいよいよ中央駅経由になるのでしょうか?正式ダイヤが発表されるまで、まだ間がありますが。

Posted by: おざきとしふみ | October 09, 2014 23:37

おざきとしふみ様、こんにちは。

12月のダイヤ改正については、その概要が発表されており、来週、ブログでご紹介する予定です。

お楽しみに‥

Posted by: Feri | October 10, 2014 11:52

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