きれいな虹に出会いました
今日、ウィーンでは恒例の「博物館の長い夜」(Lange Nacht der Museen 2014)が開催されます。数多くの博物館・美術館が、深夜まで開館するというユニークな催しです。特別な展示を行う会場もあって、毎年、人気を集めています。
18時00分~01時00分までの時間帯、参加する全ての美術館・博物館に有効な特別チケットが13Euroで発売されます。
さて、今日は「気象の話題」です。
先日、U4に乗っていたところ、急に空模様がおかしくなって、激しいにわか雨が降ってきました。その時は、Heiligenstadtまで行ったのですが、到着直前、地下鉄が地上に姿でた瞬間、Feriの隣に座っていた女性が通話中のスマートフォンで、いきなり車窓の撮影を始めました。
何事か‥と思って窓の外を見ると、きれいな虹が架かっていたのです。こちらではにわか雨の後、虹が架かることが多いのですが、虹の始めと終わりがしっかりと見え、色も濃いのを見たのは久しぶりです。
Feriも、手持ちのコンパクトデジタルカメラを取り出して撮影しました。向かいに座っていたおばさまは、2人がいきなり写真撮影を始めたので、最初は怪訝な顔をしていましたが、窓の外を見て納得。
夕方で車内は混んでいたのですが、虹を見てから、何となく温かい空気に包まれたような気がしました。
しかし、きれいな虹は一瞬。地下鉄がHeiligenstadtの駅に着いた頃には、すでに薄くなり始めており、Feriがプラットホームに出て、改めて撮影した頃には、片方が消えかかっていました。そして、目的地に着いた頃には、先ほどのにわか雨もすっかり上がっていました。
虹は、本当に一瞬のタイミングですね。きれいな虹を撮影するのは、偶然が重ならないと難しいものだと、改めて感じた次第です。
雨が降るたびに秋が深まるウィーン。郊外の山沿いでは、雪がちらついた‥という便りも入ってきました。
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