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November 16, 2014

番外編 平成26年度自衛隊音楽まつり

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今日は先週実施された「平成26年度自衛隊音楽まつり」の模様をお伝えしましょう。

実はFeriは行っていないのですが、友人のTさんから“行ってきたよ”というメールとともに、同日、撮影した動画編集の依頼が来ました。

週末を利用して動画編集が完了したので、彼のメールを元に当日の模様をご紹介しましょう。Feriも知らなかったのですが、今年の「自衛隊音楽まつり」は第50回という節目の公演。しかも、今年は自衛隊開隊60周年という節目の年。という訳で、趣向を凝らした音楽まつりになったようです。

「節目の年」であったためか、開催日は11月13日から15日の3日間、いずれも一般公開公演と招待公演の1日2回。ちなみに会場は恒例となった日本武道館ですが、第1回は現在の東京体育館(千駄ヶ谷)だったそうです。

各回の入場定員は6000名ということなので、ウィーン国立歌劇場の約2倍。一般公演に関しては人気が高く、競争倍率10倍と言われています。Tさんは、どこで手に入れたのか知りませんが、13日の招待公演(19時開演)に行ったようです。

今年のテーマは「前へ 強き、絆の響き。熱き、仁の力動」です。50年の節目を迎えて、前に向かって進んでいこうというコンセプトです。

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今年は陸上自衛隊中央音楽隊、会場自衛隊東京音楽隊、航空自衛隊中央音楽隊という基幹部隊に加えて、ゲストバンドとして、海外からは米海兵隊第3機動展開部隊音楽隊、在日米軍軍楽隊、フィリピン海兵隊音楽隊(こちらは初出場)、オーストラリア陸軍軍楽隊(2回目、オーストリアでないのが残念)の4隊が出演しました。

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このほか、自衛隊からは陸上自衛隊北部方面音楽隊、陸上自衛隊東部方面音楽隊、陸上自衛隊5方面音楽隊(50回を記念して臨時に編成された部隊)、陸上自衛隊第302保安中隊(儀仗隊ですね)、海上自衛隊演技隊(女性のカラーガード隊)、航空自衛隊演技隊(女性のカラーガード隊)、防衛大学儀仗隊、自衛太鼓(これはクラブ活動として、隊員が自主的に行っているもので、今年は13チームが参加)が加わりました。

オープニング後の、第一章は「from Japan」、第二章は「to Aisa」、第三章は「to the World」、第四章が「from Japan」(自衛太鼓:陣)という構成でした。

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Feriも以前、観たことがあるのでわかりますが、基本的にはオーストリアで行われるブラスムジークフェストと異なり、隊列を変化させながら演奏するドリル演技が中心です。そのため、日ごろ、マーチなどに馴染みのないお客さまも、目で見て楽しめる構成になっています。軍隊のバンドなので、統制美は見事ですね。

ドリル演技ですが、会場は演出の関係で照明がめまぐるしく変わり、アリーナの明るさが常に変化しています。その中で統制のとれたドリルを行うのは、非常に難易度が高いと思います。

クラシックファンのTさんの話によると、今年のクラシック系楽曲はカルミナブラーナから「おお、運命の女神よ」と、ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」が演奏されたそうです。

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Tさん曰く、“全出演部隊合同の「新世界より」も良かったけれど、それ以上に、一般のお客さまはピンとこなかったかもしれないけれど、「おお、運命の女神よ」は軍楽隊が演奏するとシビれるね”

なお、動画を見ると、この演奏には儀仗隊も加わったようで、なかなか良い振付でした。でも、この曲を聴いて「カルミナブラーナ」とわかった人はどれくらいいるのでしょうね。ちなみに動画では17分30秒過ぎです。

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また、今年は例年よりも各隊ともボーカルを起用していたそうです。在日米陸軍音楽隊、オーストラリア陸軍音楽隊も女性ボーカリストを起用していました。

もちろん、一躍有名になった海上自衛隊東京音楽隊所属の三宅 由佳莉3等海曹も、見事な歌声を披露しました。

ちなみに左の写真はオーストラリア陸軍軍楽隊の演奏風景です。

しかし、自衛隊音楽隊という性格上、ブラス楽器だけではなく、多才な楽器を駆使して演奏している場面を目にすると、本当に器用な方が多いのでしょうね。実際、アリーナ後方にあるステージを見ると、各種楽器が並んでいるのがわかります。

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そう言えば、自衛隊の音楽隊は通常の練習では、階級章の付いた自衛隊の作業服でやっているのですね。まぁ、当たり前ですが。

このほか、開演前にはビデオで各隊の隊長さんのインタビュー映像が流れたそうですが、海上自衛隊東京音楽隊の名物になっている「錨の形」でドリルを行う演目。

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今は、海上自衛隊のテーマソングのようになっている名曲・行進曲「軍艦」でやっていますが、昔は、色々と大人の事情があったようで、「錨を上げて」でやっていたそうです。隊長さんも感慨深げだったとか‥ 何となくわかる気がしますね。

毎年、ウィーンで行われるブラスムジークフェストに、自衛隊の音楽隊が出演し、ドリル演奏を市庁舎前広場で披露したら、結構、人気を集めそうな気がします。

最近は、自衛隊音楽隊も、各国で行われている軍楽隊のイベントにも参加する機会が増えているようなので、実現可能性がゼロではないと思います。ぜひ、ウィーンで観てみたい気がします。

Tさんからリクエストがあったので、YouTubeの動画を張っておきますが、長いので適当にご覧ください。


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