変わったお店シリーズ92 Holidey Shop
今日は「変わったお店シリーズ」をお届けしましょう。
アパートに近いMargarethenPlazに面したところに「Holidey Shop」というお店があります。
直訳すると「休日のお店」ということになりますが、さて、何のお店でしょうか? また、お店のファザードを見れば、エントランスの上に「REISECENTER」と書かれていますので、おわかりのように旅行代理店です。
当初、この屋号はニックネームなのだろうな‥と思っていたのですが、ショーウィンドウに書かれているWebサイトのアドレスを見ると、どうも正式な屋号のようです。
つまり、「休暇旅行に特化した旅行代理店」ということなのでしょう。自社のコンセプトを店名にしっかりと示す。考えましたね。
日本でも、レジャーのツアーに特化した旅行会社や旅行代理店などがありますが、それと同じ発想でしょう。ちなみに、こちらでは、バカンス旅行を中心に取り扱う小規模な旅行代理店が意外と沢山あります。
この「Holidey Shop」では、ショーウィンドウに古い8ミリカメラなどをディスプレイして、バカンス旅行の気分を盛り上げています。パッケージツアーをはじめ、個人旅行、グループ旅行などを取り扱っているのは普通の旅行代理店と同じです。ただ、ビジネス関連の視察旅行などは取り扱っていませんね。
ところで、このお店ですが、面白い独自サービスを実施しています。そのサービスとは「FRÜHSTÜCK IM HOLIDAY SHOP」。
「ホリデーショップで朝食を」とは、どのようなサービスかというと、通常の営業開始時間前の店頭で、お客さまは朝食をとりながらスタッフとバカンスのプランニングを行う‥というものです。もちろん、事前予約制ですが、なかなか考えましたね。ちなみに2軒隣がベッカライチェーンのAnkerなので、ここから焼きたてのブロートを仕入れてくるのでしょうね。
仕事などで日中抜けることができないビジネスパーソンにとっては、魅力的なサービスかもしれません。これも「Holidey Shop」というコンセプトに沿ったアイデアなのでしょう。
こちらの皆さまは、全員とは言いませんが、資金に余裕のある方はバカンスが大好き。特に寒い冬などは、暖かい地域へ長期間旅行する人が多いようです(同社のWebサイトも南の国をイメージしたデザインでした)。そういう意味では、需要が多いのでしょうね。
そう言えば、アパートの家主さんも9月下旬、10日間ほど、どこかへバカンス旅行に出かけました。この時期、珍しいのですが、有給休暇の消化でしょうかね?
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