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November 18, 2014

東西“梨”対決

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今日は「果物の話題」をお伝えしましょう。

秋になると、日本でも色々な果物がスーパーマーケットの店頭を賑わしますが、こちらでも同じです。地元オーストリア産の果物が増えてくるのも、この季節です。

以前もご紹介したリンゴなどは、その代表ですが、Feriが好きなのは「洋梨」です。もっとも、こちらでは西洋ですから、「西洋梨」ではなく、単純に「梨」(Birnen)となりますが‥

日本では独自の品種か利用が進められ「洋梨」は、贈答品などにも使える高級果物の地位を確保しつつありますが、こちらではリンゴと同じく、普通の果物扱いです。

また、日本では、洋梨は「秋から初冬限定の果物」ですが、以前もご紹介したようにこちらでは「普通の果物」なので、輸入品を含めると、基本的に年間を通じて販売されています。洋梨フリークのFeriにとっては、年中、洋梨を食べることができるオーストリアは「天国」です(相変わらず大げさですが‥)。

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こちらで販売されている洋梨にも何種類かあり、品種によって形や味が異なっています。ちょっと細長いKaiser AlexanderやConferénceなどが代表的な洋梨です。

ところで、洋梨は、水分と食物繊維が比較的多いので便秘改善に良いとされています。さらに、カリウムも含まれているので高血圧予防に効果があるとか‥ 

また、洋梨にはフラバノールやアントシアニンといったポリフェノールが含まれているため、がん予防にも効果が期待できると言われています。確かにウィーンで洋梨を食べている時は、腸の調子が良いですね。まぁ、Feriは健康のために食べている訳ではなく、純粋に美味しいから食べているのですが‥

さて、先日、近くのBILLAへ買い出しに行ったところ、お目当ての洋梨の隣に、日本梨のような感じの果物が並んでいました。プライスカードを見ると「Birnen Nashi gelegt」となっていますので、「梨」です。どうやら日本梨に近い形の中国梨のようです。

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ビックリしたのは、そのお値段。地元オーストリア産のKaiser Alexanderが1kgあたり2.49Euroなのに対し、輸入品の中国梨は1kgあたり2.99Euro。あまり値段が変わらないのです。日本ならば、中国との距離が近いのでわかりますが、かなり距離の離れたオーストリアで、このお値段というのはたいしたものです。

ただ、こちらでは中国梨を含めて、日本梨は、今ひとつ人気がないような気がします。というのは、ご存じの方も多いと思いますが、「洋梨」は独特のアクがあるのに対し、日本梨はあっさりとした味覚。日本で洋梨の好き嫌いがはっきりしているのは、この「アク」のせいだと思います。逆に、こちらでは、この「アク」を好むようなので、あっさりとした味覚の梨では物足りない感じがするのかもしれません。

ところで、皆さんは梨類生産の上位国をご存じでしょうか。Feriもちょっと調べて驚いたのですが、第一位は中国で、以下、アメリカ、アルゼンチン、イタリア、トルコとなっているそうです。1位の中国ですが、生産量は年間約1610万トンで、全体の約68%を占めているそうです。

ちなみに2位、アメリカの年間生産量は約77万トンなので、圧倒的に中国がリードしています。それを考えると、ヨーロッパ市場を席巻しているのもわかる気がしますね。

余談ですが、洋梨は、もともと変な形をしているので、皮をむきにくい果物の代表。そこで活躍するのが、ピーラーです。ピーラーを使えば、変形していても、何のその。毎朝、キッチンではピーラーが活躍しています。

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